”はい、前のバイクの運転手さ〜ん〜左に寄って停まってくださ〜い。”
ってな具合にパンダ柄の車に先日ナンパされまして、ワタクシ停車いたしましたよ。
そのパンダ柄の車から降りて参りました全身青ずくめの、パッと見たところにこやかな表情なんですが、それでいて目があまり笑ってないおっちゃんに声掛けられまして、
”防犯巡回警備中なのでご協力下さ〜い”
ワタクシ、要は職務質問したいんでしょ?って思いながら、出せと言われる前に免許証をと思い、いつも財布を入れているポケットに手を伸ばしたところア〜タ、そこはもぬけの殻。何にも入っちゃおりません・・・・。
その頃、我が家の机上にはワタクシがポケットに入れ忘れた免許証入りの財布が鎮座しておりましたとさ・・・。
今週は、携帯?不携帯? 携帯について考えて行こうと思います。
昔の不携帯で文句言われるとしたら、こんな感じの免許証の不携帯くらいで済んだ訳でございますが、昨今は携帯電話を不携帯で文句言われる事が多々ございますな。
そもそも携帯電話というものは、自分の便利さを追求した形とワタクシは思うんでございますが、いつからか自分の便利さより掛けて来る相手の便利さが先走っているように思えますなぁ。
1997年当時、ワタクシオーストラリアで初めて手にした携帯電話はモトローラ製のMotorola MR1と言う若干弁当箱のような大きさと250g越えという結構な重さの携帯電話でございました。
こんなものをポケットに入れるとなると、歩いている内に重みでズボンがどんどん下がって来る始末。そんな理由からこいつの持ち運びはもっぱらリュックサックやカバンの中と言うことになるわけでございますよ。
充電するのも今時の携帯電話と違い、基本的にバッテリーを本体から外して専用の充電器で充電するという、ヒジョ〜に面倒臭い手順を踏まないといけない代物でございました。
しかしながら、当時していたツアーガイドという仕事の性質上携帯電話は必需品、ツアー中の行程の確認から食事の予約、到着時間の報告や、ホテルにチェックインする前の事前連絡、また、団体のお客様をお連れされている日本からの添乗員とのやりとりも円滑に出来るように常に携帯しなくてはならない必要不可欠なモノだった事は間違いございません。
もちろん現在のスマホのような便利さは一切無く、ただただ電話をかけるという行為に特化した代物。持っていても面白くも何ともございません。
何度も言いますが、やっぱり重い訳でありますよ。
当時持病の仕事アレルギーが我が家で猛威を振るっておりまして、”電話が鳴る=仕事絡み” という図式が出来上がっていたワタクシの脳内、携帯電話に対してもアレルギー反応が出ておりました 笑
電話が鳴る度にリュックサックやカバンからゴソゴソと取り出し、アンテナを伸ばし、パカパカを開いてようやく通話可能な状態に。
ところが、そんなことで手間と時間を食っている内に掛けて来た相手は待ち切れず、さっさと電話を切ってしまうんですなぁ。
掛け直すにしてもまだまだ通話料が高く、こちらからは到底掛ける気にゃぁなりませんよ。
そんな感じの状況が何度か続くと、会社や当時お付き合いさせて頂いていた彼女等から苦情が出る訳でございまして、皆口を揃えて
”携帯電話っていうものは携帯するから携帯電話な訳で、不携帯だったら全然意味無いじゃん”
とお叱りを受ける羽目に。
いやね、携帯はしているんですよ?でもね、とにかく重いんです。通話料が高いんです。結論としてあまり使いたくなかったんです 笑
今のスマホのように楽しみが少しでもあったらなぁと振り返る今日この頃でございます。
みなさん、携帯を忘れたりしたら不安になりますよね?
忘れただけだったらまだいいですが、壊れたらもっと不安になりますよね?
画面が壊れて操作がしにくい、バッテリーの持ちが悪くなった、充電が出来ない、起動すらしない等々、お困りの事がある皆さん、音信不通でワタクシのように文句を言われる前に何とかしましょ〜。
そう言う時は一目散にスマホ119に駆け込んで下さいませ。
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