November 16th, 2018コメント(0)
年輩の女性がバスを降りながら私に一言声を掛けて下さいまして、
”今日は久しぶりに綺麗な日本語を聞かせて頂きました、ありがとうございます”
オーストラリアで通算13年近くツアーガイドの仕事に従事してきたワタクシでございますが、この時ほど嬉しかったこたぁございません。
ワタクシ、生まれも育ちも葛飾柴又・・もとい、台東区池之端、弁天堂で産湯を使い・・・と、仁義を切りたくなるくらい、ビートたけし同様東京の下町、台東区は上野(池之端)、そこで職人の父親に育てられたチャキチャキの江戸っ子でございます。
なぜその自称江戸っ子が沖縄にいるのか？って話はまた別の機会にするとして、本日のお話しは、言葉について考えてみたいと思う次第でございます。
長年オーストラリアに住んでおりますと、様々な方々、特にあちらに永住されている日本人の方々をはじめとし、ワーキングホリデーで来豪されている若者達、仕事柄、観光でいらっしゃる日本人の方々なんぞとお会いする機会が多々ございまして、ワタクシ、そういった方々とお会いする度に ”ニホンゴガオカシクナッチャッテルネ”と思わされておりました。
あくまでもワタクシ個人の見解として書き進めることとして、気になる所を羅列してみたいと思います。
食べれる、受けれる、見れる、起きれる、等を主としたいわゆる”ら”抜き言葉に始まり、何気なく使っている方も多いと思いますが ”すいません” や何にでも柔軟に使えてしまうとってもファジーな魔法の言葉 ”どうも”、それと、今では全国区になってしまった感があり猫も杓子も使っているインチキ臭い関西弁もどきや、以前にもブログで書かせて頂いたルー大柴語、〜〜の方、〜〜になります、〜〜的な。
また、付けりゃいいってもんじゃないぞ？な言葉、 ”普通” や ”全然〜〜(肯定)”、本来の意味も解らず何にでも使われる ”ヤバイ” 等々挙げればきりがございません。
これらの言葉に関してのウンチクを書き出したら、北斗の拳の単行本全巻分くらい必要になりそうなのであえて止めておく事としますが、海外に長い事住んでいた分、悪い所が際立って目についてしまい、特に言葉に関しては余計に敏感になっている訳でございますよ。
”英語の勉強するためにオーストラリアに来ましたぁ〜” と、来豪の理由を語っていた女の子が居りまして、英語を学びたいと言う姿勢は決して悪いモノではないんですが・・・・。
”え？何なんコレ、これチョーマジヤバくない？めっちゃ旨いやん！これはフツーに食べれる！！”
と、のたまう埼玉県出身の彼女に一言。
”英語勉強の前にさぁ、まず日本語勉強しておいでよ”
ツアーガイドと一口に言いましても、ただ観光地に客を連れて行けばいいって訳でもなく、案内される観光客の方々にとっては、このツアーガイドの言葉が全てでございます。
如何にして老若男女問わず、全員に解りやすいように情報を伝える事が出来るかが勝負なんでございますよ。
ヨコモジ、カタカナ言葉は極力使わず、誰にでも理解出来る簡単な言葉を駆使して短い時間で的確な情報を伝えられてこそお客様が安心して付いて行けるツアーガイドなんですなぁ。まぁ、ワタクシがそうだったかどうかはさて置き・・・笑
ってな訳で、そんなに丁寧な言葉遣いをしていた訳でもなく、むしろ地を丸出しにした江戸弁で、男はつらいよの寅さんの様なしゃべり方だったと思うんですが、それがむしろ心地良かったのか冒頭の ”綺麗な日本語を・・・”のくだりと相成ったわけでございます。
ツアーガイドとしてお客様にオーストラリアの自然の素晴らしさを伝える言葉の世界に生きて参りました。
今は全く違う職種に生きさせて頂いております。
これからも言葉というものを大事にして生きて行こうと思う今日この頃でございます。
ワタクシぃ、自称正しい日本語保存会の会長でございます。
現在会員数１名、随時会員募集させて頂いております。
あ、そうだ。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、最後に一つ大きな間違いを指摘させて頂きます。
東京の人は標準語だからってよく耳にします。
チミたち、それはちょいとばかり間違いでござんすよ？
”東京の人間が標準語を喋っていると思うな”
そもそも標準語というのは作られた言葉であって、本当の東京生まれ、東京育ちの人間は ”東京弁” ってぇものを使います。男はつらいよの寅さんや北野武さん、江戸前の落語家が喋るアレです。
標準語を喋っている御仁のほとんどがテレビのアナウンサー若しくは、地方から流れていらっしゃった方々です。地元の言葉を押し殺し、都会に馴染もうと頑張っていらっしゃる方々が殆どです。
チャキチャキの江戸っ子は、男も女も関係なくあんなに綺麗な言葉遣いじゃぁございません 笑
江戸弁に関する考察はまた別のお話で書かせて頂きたいと思います。
石川店は今日も元気に20:00まで営業しております！！
うるま市石川2-24-5
お問合せ 080-3402-5119
石川中学校近く・南栄通り入口付近・LAWSON/沖縄銀行隣
石川ICより5分！
うるま市・金武町・宜野座村・恩納村・読谷村からアクセスしやすい立地です！
お車の方はローソン駐車場をご利用下さい！
”今日は久しぶりに綺麗な日本語を聞かせて頂きました、ありがとうございます”
オーストラリアで通算13年近くツアーガイドの仕事に従事してきたワタクシでございますが、この時ほど嬉しかったこたぁございません。
ワタクシ、生まれも育ちも葛飾柴又・・もとい、台東区池之端、弁天堂で産湯を使い・・・と、仁義を切りたくなるくらい、ビートたけし同様東京の下町、台東区は上野(池之端)、そこで職人の父親に育てられたチャキチャキの江戸っ子でございます。
なぜその自称江戸っ子が沖縄にいるのか？って話はまた別の機会にするとして、本日のお話しは、言葉について考えてみたいと思う次第でございます。
長年オーストラリアに住んでおりますと、様々な方々、特にあちらに永住されている日本人の方々をはじめとし、ワーキングホリデーで来豪されている若者達、仕事柄、観光でいらっしゃる日本人の方々なんぞとお会いする機会が多々ございまして、ワタクシ、そういった方々とお会いする度に ”ニホンゴガオカシクナッチャッテルネ”と思わされておりました。
あくまでもワタクシ個人の見解として書き進めることとして、気になる所を羅列してみたいと思います。
食べれる、受けれる、見れる、起きれる、等を主としたいわゆる”ら”抜き言葉に始まり、何気なく使っている方も多いと思いますが ”すいません” や何にでも柔軟に使えてしまうとってもファジーな魔法の言葉 ”どうも”、それと、今では全国区になってしまった感があり猫も杓子も使っているインチキ臭い関西弁もどきや、以前にもブログで書かせて頂いたルー大柴語、〜〜の方、〜〜になります、〜〜的な。
また、付けりゃいいってもんじゃないぞ？な言葉、 ”普通” や ”全然〜〜(肯定)”、本来の意味も解らず何にでも使われる ”ヤバイ” 等々挙げればきりがございません。
これらの言葉に関してのウンチクを書き出したら、北斗の拳の単行本全巻分くらい必要になりそうなのであえて止めておく事としますが、海外に長い事住んでいた分、悪い所が際立って目についてしまい、特に言葉に関しては余計に敏感になっている訳でございますよ。
”英語の勉強するためにオーストラリアに来ましたぁ〜” と、来豪の理由を語っていた女の子が居りまして、英語を学びたいと言う姿勢は決して悪いモノではないんですが・・・・。
”え？何なんコレ、これチョーマジヤバくない？めっちゃ旨いやん！これはフツーに食べれる！！”
と、のたまう埼玉県出身の彼女に一言。
”英語勉強の前にさぁ、まず日本語勉強しておいでよ”
ツアーガイドと一口に言いましても、ただ観光地に客を連れて行けばいいって訳でもなく、案内される観光客の方々にとっては、このツアーガイドの言葉が全てでございます。
如何にして老若男女問わず、全員に解りやすいように情報を伝える事が出来るかが勝負なんでございますよ。
ヨコモジ、カタカナ言葉は極力使わず、誰にでも理解出来る簡単な言葉を駆使して短い時間で的確な情報を伝えられてこそお客様が安心して付いて行けるツアーガイドなんですなぁ。まぁ、ワタクシがそうだったかどうかはさて置き・・・笑
ってな訳で、そんなに丁寧な言葉遣いをしていた訳でもなく、むしろ地を丸出しにした江戸弁で、男はつらいよの寅さんの様なしゃべり方だったと思うんですが、それがむしろ心地良かったのか冒頭の ”綺麗な日本語を・・・”のくだりと相成ったわけでございます。
ツアーガイドとしてお客様にオーストラリアの自然の素晴らしさを伝える言葉の世界に生きて参りました。
今は全く違う職種に生きさせて頂いております。
これからも言葉というものを大事にして生きて行こうと思う今日この頃でございます。
ワタクシぃ、自称正しい日本語保存会の会長でございます。
現在会員数１名、随時会員募集させて頂いております。
あ、そうだ。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、最後に一つ大きな間違いを指摘させて頂きます。
東京の人は標準語だからってよく耳にします。
チミたち、それはちょいとばかり間違いでござんすよ？
”東京の人間が標準語を喋っていると思うな”
そもそも標準語というのは作られた言葉であって、本当の東京生まれ、東京育ちの人間は ”東京弁” ってぇものを使います。男はつらいよの寅さんや北野武さん、江戸前の落語家が喋るアレです。
標準語を喋っている御仁のほとんどがテレビのアナウンサー若しくは、地方から流れていらっしゃった方々です。地元の言葉を押し殺し、都会に馴染もうと頑張っていらっしゃる方々が殆どです。
チャキチャキの江戸っ子は、男も女も関係なくあんなに綺麗な言葉遣いじゃぁございません 笑
江戸弁に関する考察はまた別のお話で書かせて頂きたいと思います。
石川店は今日も元気に20:00まで営業しております！！
うるま市石川2-24-5
お問合せ 080-3402-5119
石川中学校近く・南栄通り入口付近・LAWSON/沖縄銀行隣
石川ICより5分！
うるま市・金武町・宜野座村・恩納村・読谷村からアクセスしやすい立地です！
お車の方はローソン駐車場をご利用下さい！
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