December 26th, 2018コメント(0)
それにしても日本人には節操と言うものがございませんなぁ。

日本人には本来関係の無いクリスマス、と言うか、洋のモノ、キリスト教と言う宗教的な事とは一切関係の無いクリスマス(購買週間)でプレゼントの応酬が終わり、世の子供達が次に狙っているのは日本古来からある年中行事の和の代表格 ”お正月” には付き物のお年玉。

お金がいくらあっても足りません。

今週は、踊らされる についての考察でお話をしております。

ところで皆さんは ”クリスマス・ファシズム” と言う言葉をご存知でいらっしゃいますでしょうか?
これは、”若者はクリスマスを恋人同士で過さないといけない” というイデオロギーのことで、コラムニストの堀井憲一郎氏がその存在を唱えた概念と言われているワケでございます。

堀井氏によると、1982年以前は「クリスマスよりお正月が大事だった」が、1983年12月の女性誌『アンアン』でクリスマス特集が組まれたワケでございますが(「クリスマス特集 今年こそ彼のハートをつかまえる!」)、その後、男性誌 ”ポパイ” の「彼女のプレゼントにこれをあげよう特集」(1988年)なんて言うおかしな特集が組まれ、それを皮切りに、1990年には『ポパイ』「完璧クリスマス準備企画 もうクリスマスは怖くない」や、『ホットドッグ・プレス』「必勝! 2人ですごすイヴ大作戦」等の本来の宗教としての意味とは全く違う方向での特集記事が組まれ、”クリスマスは恋人たちの日である” という思想が全国展開されたワケでございます。

また、堀井氏は、現代日本ではクリスマスは前述の ”聖なる夜” 改め ”性なる夜” と同じくイベントとしてシステム化された若者向けの収奪機構であり、一連の雑誌記事の動向を「クリスマスは恋人たちの日である」という、若者への強迫観念の流し込みだったと分析しており、要はメディアに踊らされていると言うワケでございます。

さて、クリスマスも終わり、も〜い〜くつね〜る〜と〜 となるワケで、次なるイベントはお正月。
家族全員でこたつに潜り込み、みかんなんぞを突つきながら紅白歌合戦を観て、ゆく年くる年を鑑賞し、除夜の鐘の響きを耳にしつつ人混みに揉まれながらの初詣と言う流れになるワケでございますが、実はこの初詣にも裏のお話がございます。

その初詣のお話はまた別のお話・・・。



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