今週は ”便利” について考えるという事で、30年前の待ち合わせ云々の話をいたしましたが、昨日の午後、日本は全国的に大変な事になっていたようでございますなぁ。
ワタクシが生まれる以前、確か1968年くらいからでしょうか、日本の巷ではポケベルなるモノが出現していたわけで、ワタクシがその存在を知るようになるのはそれから遥か後、1992年くらいの事でございました。
今考えればその時点で既にサービス開始から24年も経っていたわけでございますが、その時代でもこれは便利なものだと思っておりました。
これに火がついたのはそれからまた3年ほど経った1995年前後、当時流行に敏感だったとされる女子高生達の俗に言う ”三種の神器” と称して ルーズソックス・ポケベル・使い捨てカメラ と言うものが取り沙汰され、1996年には当時大人気であった広末涼子主演のCMなんぞがお茶の間に流されさらにポケベル人気が上がった訳でございます。
まずポケベルにメッセージが入ると付近の公衆電話に猛ダッシュしなければなりません。
会社からの緊急連絡、家族からの緊急連絡、彼氏・彼女からの待ち合わせに関する連絡等様々でございますが、たとえ公衆電話に到達したとしても先着がいる訳で、この先着のご婦人なんかがやたらと話好きで長電話になろうものなら公衆電話の周辺には長蛇の列なんか出来ちゃったりして急ぎの電話もなかなか掛けられませんよ。
メッセージを送る側と言うのは一方的に送れる訳ですから、相手に意思を伝えると言う観点からするとこれはヒジョ〜に便利なものでございますが、それに対しての返信がポケベルから出来る訳でもなく、公衆電話の長蛇の列に加わらなければならず、この時点で本当に便利なのか便利じゃないのか全くわからない訳で、しかしながら、当時のワタクシ達には非常に便利なものと感じられたんでございますなぁ。
で、昨日の某通信会社の通信障害、日中の営業中には多くのお客様が携帯が壊れたんじゃないかと問い合わせにご来店いたしまして、すぐネットで調べたところ通信障害のお知らせが有るじゃあないですか。
しかも沖縄のみならず、全国規模での通信障害だったらしく、帰宅後に観たニュースでは、1990年代の公衆電話の長蛇の列の映像と同じようなモノが流されており、妙に郷愁をそそられた訳でございますよ。
この一件で携帯が使えなくなった方々にお伺いします。
昔はあの不便さが当たり前だったんですよ? 皆さんは生きて行けますか?
圏外表示だけならまだマシってもんでございます。通信会社の努力で復帰可能なワケですから。
でも壊れた携帯はそう言うわけには参りません。
割れたガラスの隙間からの水没に始まり、割れたガラスで指や顔の怪我、または隙間から内部に侵入したホコリ等の影響で基盤がショートし南無阿弥陀仏となってしまう事もございます。
そこの画面が割れているスマホをお使いのあなた。
後回しにせず、公衆電話に走る前にスマホ119にダッシュですよ?
北谷店、今日も元気に午後9時まで営業しております。
スマホ119北谷58店
お問い合わせ:098-927-1119
58号線沿い・北谷カメラのキタムラ・びっくりドンキーとなり
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