スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
12年間で修理20万件突破。ありがとうございます。
2026.06.12 0

皆さまこんにちは!代表の富村です^^)

今日は、どうしても皆さまに直接お礼を言いたくて、この記事を書いています。

スマホ119は、創業からの12年間で――

累計修理20万件を突破しました。

20万件。自分で書いていて、ちょっと実感が湧きません(笑

12年は日数にすると約4400日。割り算すると、毎日休まず45台以上を直してきた計算になります。

沖縄の人口が約146万人ですから、県民の7人に1人くらいのスマホを直してきたことになる。…いや、ホントかな?と自分でも思いますが、レジの記録を集計したら本当でした。汗

始まりは、息子の割れたiPhoneでした

最初は店でも会社でもありません。

息子がiPhoneの画面を割ってしまって、「修理代、高いなあ…」と。それなら自分で直してみようと部品を取り寄せて、夜中に机に向かったのが始まりです。

当時の写真が、スマホの中に残っていました。

2014年9月 自宅工房の作業台でiPhone5を分解修理
2014年9月3日 すべてはこの机から始まりました

ホームセンターの木材で組んだ作業台に、ルーペライトと工具。いま見るとずいぶん質素ですが、当時は「最強の工房」のつもりでした^^)

子どもの頃から機械いじりばかりしていた血が、ここで騒ぎました^^)

iPhone4Sの分解修理
9月11日 当時の主役はiPhone4S。一台ずつ、手で覚えていきました

吸盤で画面を持ち上げる瞬間は、何回やっても緊張しました。

吸盤工具でiPhoneの画面を開ける作業
9月24日 一番緊張する、画面開封の瞬間

ネジは原寸図に並べながら。1本失くしたら終わりなので、毎回必死です。

ネジを原寸図に並べながらのバッテリー交換
9月27日 ネジの原寸図は、この頃からの習慣

米粒みたいな部品と、毎晩にらめっこでした。

米粒サイズのiPhone部品ケーブル
10月13日 米粒サイズの部品との格闘

気づけば中城の山奥にある自宅の一室が「スマホ修理工房」に。

自宅の一室の修理工房。部品の引き出しと超音波洗浄機
10月20日 部品の引き出しと超音波洗浄機が仲間入り

ブログの日記と口コミだけで、お客さまが山道を登って来てくれるようになりました。

広告は、自分で作った名刺だけ。屋号はまだ「iPhone修理屋さん」。目印は「329号沿いのファミマの近く」でした。

創業当時の手作り名刺「iPhone修理屋さん」
2014年9月 手作りの名刺。屋号はまだ「iPhone修理屋さん」

店がないので、呼ばれれば道具箱を持ってどこへでも行きました。

LEDライト付きメガネで出先での修理作業
10月27日 LEDライトメガネを相棒に、出先でも修理

忘れられないのは、夜中の3時。水没したiPhoneを抱えて、那覇から車を飛ばして来た若者です。

「中のデータだけは、どうしても…」と。

必死で基板を洗浄して、朝方にデータが戻った瞬間の彼の顔。あれを見てしまったんですよね。

深夜1時の基板修理
深夜の基板修理。こんな夜が何度もありました(2015年1月2日 午前1時の写真)

ああ、この仕事は「機械を直す仕事」じゃなくて「人の大事なものを守る仕事」なんだと。

そう決めてからは、机の上の機材が月を追うごとに増えていきました。

機材が増えた自宅工房のデスク
12月23日 はんだステーションも導入。机がどんどん狭くなる

気づけば、基板修理の設備一式が揃っていました。

はんだごてやリワーク機など基板修理の設備一式
2015年1月5日 はんだごて、リワーク機、吸取機。覚悟も一緒に揃いました

スカイラインで通ってくれた、宮平さん

そんな自宅工房のころから、いまも通ってくれているお客さまがいます。

直ったiPhoneを指さす宮平さんと愛車のスカイライン
2014年10月1日 直ったiPhoneと宮平さんと、愛車のスカイライン

2014年10月1日の夜。常連の宮平さんが、直ったばかりのiPhoneを指さして、記念撮影に付き合ってくれました。愛車のスカイラインがまたカッコいいんです。

宮平さんは、自宅で修理を始めたころからのお客さまです。あれから12年、壊れるたびにスマホ119を選んでくれて、かれこれ10回くらいは直させてもらっています。

そして先週も、宜野湾店に来てくれました。

20万件という数字は、特別な何かではなくて、こういう「ひとりのお客さまとの12年」の積み重ねなんです。宮平さん、いつもありがとうございます!

1号店は泡瀬。多いときは24店舗まで

最初の実店舗はイオンタウン泡瀬でした。今も泡瀬店はマックスバリュのDAISOレジ前で元気に営業しています。

そこから仲間が増えて、多いときは県外も含めて24店舗まで広がりました。

その「仲間」の始まりも、自宅のリビングでした。

自宅リビングで仲間と修理の練習
2014年12月2日 リビングで修理特訓。チームスマホ119の原点

正直に言うと、広げすぎて大変だった時期もあります。。

今は沖縄の8店舗に絞って、一店一店、目の届く距離でやっています。規模より中身。遠回りして、それが僕らの答えでした。

20万件は、20万の物語でした

20万件と言っても、僕らが直してきたのはガラスや電池だけじゃありません。

  • 受験前日に割れた、参考書アプリの入ったiPhone
  • 亡くなったおばあちゃんの写真が入った、電源の入らないスマホ
  • 商売道具の連絡先が全部入った、社長さんの水没ケータイ

一件一件に、持ち主の人生がありました。

修理が終わったピンクのiPhone5c
11月24日 修理を終えて、お返しする前の一枚。この積み重ねが20万件に

だから僕らは「直せるかどうか」より先に「中のデータは大丈夫か」を考えます。料金を全部表に出しているのも、不安な気持ちで来る人に、これ以上の不安を足したくないからです。

自慢のスタッフと、お客さまへ

20万件は、僕ひとりでは絶対に無理でした。

うちのスタッフは本当に自慢です。技術の腕はもちろん、人柄がいい。
Googleのクチコミを6000件以上いただいて、星4.9をキープできているのは、現場のみんなのおかげです。
評判ページに全部載せているので、よかったら覗いてみてください^^)

そして何より、12年間スマホ119を選び続けてくれたお客さま。

「また壊れたから来たよ〜」なんて笑いながら訪れてくれる常連さん。
あの一言が、僕らのガソリンです。

20万件は通過点。次は30万件…と言いたいところですが、目標は数字じゃありません。

明日もまた、目の前の一台を、ちゃんと直す。それだけです。

12年間、本当にありがとうございます。これからもスマホ119をよろしくお願いします!

ネクストレボリューション株式会社
代表取締役 富村浩樹



スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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