スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
今日は、人から受けた影響の話をします。
会社をやっていると、どうしても「すごい人」を見る機会があります。
そして、そのたびに落ち込みます(笑

正直に言うと、比べてしまいます
これは本音です。
経営者の集まりに出ると、規模の大きい会社の話が出ます。何十店舗、何百人、全国展開。
そういう話を聞いて、まったく気にならないと言ったら嘘になります。
「うちは沖縄で8店舗か」と思う瞬間は、正直あります。
で、そのあと必ず考えるんですよ。
「で、自分は何がしたいんだっけ?」
数を増やすことが目的じゃなかった
思い返すと、僕がこの仕事を始めた理由は店を増やすためじゃありませんでした。
息子のiPhoneが割れて、自分で直した。それを知った知り合いが持ってきた。ブログに書いたら、知らない人が来るようになった。
気づいたら仕事になっていた、というのが実際のところです。
夜中の3時に水没したiPhoneを抱えた若者が来た話を前に書きましたが、あのときの気持ちが原点なんですよ。
困っている人が来て、直して、喜んで帰る。
これが楽しくて続けてきた。店舗数は結果であって、目的じゃなかったはずなんです。

それを忘れて数字だけ見ると、途端にしんどくなります。
だから僕は、比べてしまったときは「原点は何だったか」に戻るようにしています。
それでも、すごい人は見続けています
じゃあ見ないほうがいいのかというと、そうではないと思っています。
むしろ積極的に見に行きます。
理由は、自分の当たり前が更新されるからです。
スピードの基準が変わる
これがいちばん大きいかもしれません。
すごい人と話すと、決断が速いんですよ。
「それ、やってみたら?」「じゃあ来週から」みたいなテンポで進む。
こっちが「検討します」と言っているうちに、向こうはもう始めて、失敗して、次に行っている。
これを目の当たりにすると、自分の「検討します」がいかに遅いかを思い知らされます。

「できない理由」が消える
もうひとつ。
自分が「無理だろう」と思っていたことを、普通にやっている人がいるのを見ると、言い訳ができなくなるんですよ。
「沖縄だから」「小さい会社だから」「人がいないから」。
こういう理由って、誰も否定してくれないから、いくらでも積み上がるんです。
でも、同じような条件でやっている人を見ると、それが理由じゃなかったと分かる。
ただし、真似しないほうがいいこともあります
ここは正直に書いておきます。
すごい人の言うことを、全部真似すると失敗します。これは経験済みです(笑
理由は単純で、前提が違うから。
- 会社の規模が違う
- 業種が違う
- 使える資金が違う
- そもそも本人の性格が違う
すごい人の判断は、その人の状況の上で正しいんですよ。
それをそのまま持ってくると、うちでは単なる無茶になる。
だから僕は、やり方じゃなくて「考え方」を借りるようにしています。

借りるのは、こういうところ
- 決断の速さ(やり方じゃなく、テンポ)
- 人に任せる思い切り
- 失敗を引きずらない姿勢
- 数字を見る習慣
逆に、そのまま持ってこないのは具体的な施策です。「あの会社がこれで伸びたから、うちもやろう」は、だいたい外れます。
いちばん影響を受けたのは、実は近くの人かもしれません

有名な経営者の話をしてきましたが、正直に言うと、いちばん影響を受けたのはもっと近くの人かもしれません。
父のこと
うちの家系は、機械いじりが好きな人が多いです。
「無いものは作る」という感覚は、電子工作の記事で書いたとおり、たぶん受け継いだものです。
スタッフのこと
これは本当にそうでして。
うちのスタッフを見ていると、自分にはない良さを持っている人がたくさんいます。
- 僕より丁寧に説明できる人
- 僕より粘り強く原因を探す人
- 僕より人の変化に気づく人
正直、僕がいちばん優れているわけじゃないんですよ。むしろ、できないことのほうが多い。
だから最近は、「自分がやる」より「その人に任せる」ほうが結果が良いことが増えました。
そして、家族のこと
専務もそうですが、家族が近くで働いてくれているのは大きいです。
甘えられる部分と、逆に厳しくなってしまう部分と、両方あります。難しさもあります。
それでも、同じ方向を見てくれている人がいるというのは、経営者としてはかなり心強い。
比べるなら、過去の自分と

まとめます。
すごい人と比べて落ち込むのは、たぶんこれからも続きます。性格なので、たぶん治りません(笑
ただ、最近ひとつ決めていることがあります。
比べるなら、去年の自分と比べる。
去年より、うちの修理の質は上がっているか。スタッフは働きやすくなっているか。お客さまの「ありがとう」は増えているか。
これなら、ちゃんと答えが出せます。そして、やるべきことも見えます。
よその会社と比べても、やるべきことは出てこないんですよね。落ち込むだけで。
12年やってきて、それがようやく分かってきました。まだまだ勉強中です。
今日も一台ずつ、丁寧に直していきます。スマホのことで困ったら、お気軽にご相談下さい^^)
スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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