スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
8月も残り1週間。沖縄の子どもたちに、そっと聞きたい。
自由研究、終わった?
……はい、目をそらしたそこの君。大丈夫、僕も宿題は最終日に泣きながらやるタイプでした(笑
今日は、モノづくりが大好きなおじさんから、まだ間に合う自由研究の話をします。親御さんも一緒にどうぞ。

自由研究は「立派なこと」じゃなくていい
まず、いちばん伝えたいこと。
自由研究って、すごい発明や分厚いレポートじゃなくていいんです。
大事なのはたった4つ。困った→調べた→やってみた→わかった。この流れが1周していれば、それはもう立派な研究です。
実はこれ、僕らが毎日店でやっている修理の手順と同じなんですよ。困りごとを聞いて、原因を調べて、手を動かして、結果を確かめる。僕は12年、自由研究でご飯を食べているようなものです(笑
身の回りは「なんで?」だらけです
テーマが決まらない子は、家の中の「なんで」を探してみてください。たとえば──
- なんで冷蔵庫の氷は白いところがあるの?(透明な氷を作る実験へ)
- なんで扇風機は羽根の向きで風が変わるの?(風の観察へ)
- なんで磁石は冷蔵庫にくっつくのに壁にはくっつかないの?(家じゅうの「くっつく場所」地図づくりへ)
- なんでスマホは触っただけで反応するの?(手袋で触ったら? 濡れた指なら? の実験へ)
最後のは、修理屋からの出題です。画面が指に反応する仕組み、調べてみると大人でも「へえ」となりますよ。


おすすめは「分解観察」。ただし約束つき
僕のいちばんのおすすめは、壊れて捨てる機械の分解観察です。
動かなくなったおもちゃ、古い目覚まし時計、壊れたリモコン。捨てる前に、ドライバーで開けて、中の部品をスケッチして、「これは何の係だろう」と考える。僕が子どもの頃いちばんワクワクした遊びで、今の仕事の原点です。専務もゲーム機を開ける連載で同じことを書いていました。血ですね(笑
ただし、約束が3つあります。ここは親御さんも一緒に読んでください。
- 必ず大人と一緒に。ネジや小さい部品の誤飲も怖いので、小さいきょうだいがいる場所では広げない
- コンセントにつながる機械はダメ。テレビや電子レンジは中に危険な部品があります。電池で動くものだけ
- スマホとモバイルバッテリーは絶対にダメ。中のバッテリーは、傷つけると発火することがあります。これはプロの領域です
この3つさえ守れば、分解観察は最高の理科です。

まとめ方の裏ワザ:失敗こそ書く
レポートにするとき、うまくいったことだけ書こうとしがちですが、逆です。
失敗したことを書いてください。
「最初は氷が白くなった。ゆっくり凍らせたら透明になった」。この「最初はダメだった」があるだけで、研究は一気に本物になります。先生も、そこを見ています。たぶん(笑
僕も仕事で新しいことをするときは、失敗の記録から先に書きます。失敗は恥ずかしいものじゃなくて、いちばん情報が詰まっている宝物です。

「なんで?」を持ったまま、大人になってください
最後に、ちょっとだけ真面目な話。
自由研究のいちばんの成果物は、レポート用紙じゃなくて、「なんで?」と思うクセだと僕は思っています。そのクセを持ったまま大人になると、仕事がぜんぶ面白くなります。少なくとも僕は、毎日それで楽しく働けています。
夏の最後、よかったら親子で何かひとつ開けてみてください。工作の相談ついでに店に寄ってくれてもいいですよ。話し出したら長いですけど(笑
お気軽にご相談下さい^^)

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