こんにちは、スマホ119代表の富村です^^)
出店の歩み、第16回です。


16号店・小阪店(イオンタウン小阪)
2017年11月20日、イオンタウン小阪にオープンしました。東大阪店から3週間での大阪2号店。この頃のうちは、完全にアクセル全開でした(笑

「オシャレ」に振り切った店
小阪店のテーマは、内装でした。
アイアン家具にカラフルなイス、店内には観葉植物をたっぷり。当時のブログには「めちゃくちゃオシャレです!♡」「マイナスイオンもたっぷり〜」と、興奮気味に書いてあります(笑
首里店で目覚めた「かっこいい店を作りたい」欲が、大阪で全開になった形です。修理はお客様の目の前で。オシャレな空間で、不安なく待ってもらう。地元の方の反応も良くて、内装への投資は無駄じゃないと確信できた店でした。
大阪で学んだ「勝ち方の違い」
ただ、大阪は競合の数が沖縄の比じゃありませんでした。技術、価格、内装、接客。全部で戦って、勝てるものと勝てないものがはっきり見えた。小阪店はいまはもうありませんが、この経験が「うちは地元で圧倒的に愛される店を作る」といういまの戦略につながっています。
「待ち時間」を設計する
小阪店の内装への投資には、はっきりした狙いがありました。修理という商売の最大の弱点、「待ち時間」の攻略です。
即日修理といっても、30分〜1時間はかかります。この時間、お客様は手持ち無沙汰です。なにせスマホを預けているんだから、スマホもいじれない(笑。殺風景な店で壁を見つめる30分は、体感1時間になります。
だから小阪店は、居心地に投資しました。カフェのような空間、座り心地のいいカラフルな椅子、目を楽しませる植物。同じ30分でも「ちょっと休憩できた30分」に変える。
待ち時間の質は、店の印象そのものになります。「あそこは待つのが苦じゃない」という評判は、「あそこは早い」と同じくらい強い。
この発見は大阪から沖縄に持ち帰られて、いまの各店の内装にも生きています。修理屋の商品は修理だけじゃない。お客様が店で過ごす時間の全部が商品。16号店が教えてくれたことです。
大阪撤退の内幕を、正直に
小阪店の回なので、大阪2店舗の撤退についても、逃げずに書いておきます。
撤退の理由は、店が嫌われたからではありません。数字だけ見れば、頑張っていた時期もあります。問題は、本拠地からの距離でした。
店舗経営は、開店してからが本番です。スタッフのフォロー、部品の供給、急なトラブルへの駆けつけ、そして何より、顔を合わせて話す時間。沖縄から大阪へのこの全部に、飛行機代と時間がかかる。1店舗あたりの見えないコストが、県内の店の何倍にもなっていきました。
それでも人が育てば回せたかもしれません。でも当時のうちには、大阪を任せきれる幹部を何人も送り出す層の厚さが、まだなかった。店の問題ではなく、会社の成長段階の問題だったんです。
「攻める勇気より、引く勇気のほうが何倍も要る」。あのとき骨身に染みた言葉です。
ただし、得たものは持ち帰りました。内装のノウハウ、待ち時間の設計、他都市の相場観。そして「遠隔地に店を持つ難しさ」の実体験は、いまのフランチャイズ構想の設計に、そのまま活きています。直営で遠くに出すより、その土地の人に看板を託すほうが理にかなう。大阪が教えてくれた結論です^^)
シリーズ一覧はこちら。明日は17号店・福岡店。いまの専務が店長だった店です!専務ブログのファンはお楽しみに(笑

ネクストレボリューション株式会社
代表取締役 富村浩樹
このブログは、スマホ119(ネクストレボリューション株式会社)代表・富村浩樹が会社の考えていることを書く場所です。会社概要/社長ブログ/店舗一覧


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