スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
今日は、食べものの話です。
僕、人に食べさせるのが好きなんですよ。

ベランダで、普通にBBQをやります
沖縄の人なら分かってもらえると思うんですが、BBQのハードルが異常に低いんですよね。
本土だと「よし、来月キャンプ場を予約して」となるところが、こっちだと「今日やる?」で成立します。
ビーチでもやりますし、公園でもやりますし、うちの場合はベランダでもやります。
準備も適当です。炭に火をつけて、肉を焼いて、それだけ。
凝った料理は作りません。沖縄のBBQって、料理というより「集まる口実」なんですよ。
とりあえず、これがあれば成立します
- ポーク(うちなーポーク) — 沖縄の家庭の必需品。焼くだけでうまい
- あぐー豚 — ここぞというときの主役
- ソーセージ、鶏、あとは適当な野菜
- 飲み物(ここがいちばん量が多い)
ポークは本当に万能でして。焼く、炒める、おにぎりに挟む、何でもいける。沖縄の冷蔵庫にはだいたい入っています。

スタッフにも、よく作ります
会社でも、たまに作ります。
忙しい時期に、みんなが疲れてきたなという頃合いで、なにか作って出す。
大したものじゃありません。カレーとか、焼きそばとか、肉を焼くだけとか。
でも、これが効くんですよ。
不思議なんですけど、一緒に何か食べると、その日の空気が変わるんです。
ずっと張り詰めていた現場が、少しゆるむ。話しかけづらかったスタッフ同士が、なんとなく喋り出す。
なぜ効くのか、考えてみました
たぶん、手が空くからだと思っています。
修理の仕事って、基本ずっと手元を見ています。顕微鏡をのぞいたり、細かい部品を扱ったり。前に書いたとおり、集中力が要る作業です。
食べているときは、その手が止まる。顔を上げる時間ができる。
そうすると、自然と会話が生まれるんですよね。「あの機種、あそこが固くて」とか、「そういえば昨日のお客さん」とか。
で、この雑談から大事な情報が出てくることがけっこうあるんですよ。

会議より、飯のほうが情報が出ます
これは経営者としての実感です。
ちゃんとした会議を開くと、みんなちゃんとしたことを言います。
それはそれで大事なんですが、正直、僕がいちばん知りたいのはそこじゃないんですよ。
知りたいのは、
- 最近やりづらいと感じていること
- お客さまに言われて困ったこと
- 「これ、意味あるんですか」と思っている作業
こういうのは、会議では出てきません。かしこまった場で「その作業、無駄だと思います」とは言いにくいですから。
でも、飯を食いながらだと出るんですよ。「そういえば、あれ面倒くさいっすね」って。
これがいちばんありがたい。プログラミングの記事で書いたとおり、うちの仕組みづくりはほとんど「面倒くさい」から始まっていますから。
もてなす、というほど上等じゃない
ここまで書いておいてなんですが、「おもてなし」みたいな上品な話ではありません。
紙皿だし、割り箸だし、味付けは適当です。
ただ、腹いっぱいになってほしいとは思っています。
これ、たぶん沖縄の感覚なんですよね。人が来たら、とりあえず食わせる。足りないと不安になる。
うちの実家もそうでしたし、たぶん多くの沖縄の家庭がそうだと思います。
量が愛情という、わりと大雑把な文化です(笑

お客さまへの接し方も、同じかもしれません
ちょっと飛躍しますが、これも似ているなと思うことがあります。
うちの修理って、頼まれていないことも、ついでにやることが多いんですよ。
- 画面交換のついでに、充電口のホコリを取っておく
- バッテリー交換のついでに、ケースの汚れを拭いておく
- 気になる箇所があったら、直さないまでも伝えておく
これ、儲かるからやっているわけじゃありません。むしろ時間は増えます。
でも、やらないと気持ち悪いんですよ。せっかく開けたのに、そのまま閉じるのが。
ここも、「ちょっと多めに出しておく」という感覚と同じな気がしています。
食べものの話で、もうひとつだけ

沖縄の食べ物で、県外の方によく驚かれるものを挙げておきます。
- ポーク玉子おにぎり — 朝ごはんの定番。県外にはあまりない
- てびち — 豚足。柔らかく煮込んだやつ
- ゴーヤーチャンプルー — 苦いのが苦手な人も、うちなー流の下処理だと食べられることが多い
- ぜんざい — 沖縄では冷たい。かき氷に金時豆。これは毎回びっくりされます
とくにぜんざいは説明が要ります。本土の「温かいお汁粉」を想像して注文すると、氷が出てくるので。
暑いので、冷たいほうが理にかなってるんですよ(^^)
結局、一緒に食べるのが好きなだけ

まとめます。
僕が飯を作るのは、たぶん誰かと同じ時間を過ごしたいからです。
会社が大きくなると、全員と話す時間はどんどん減ります。店舗も分かれているし、シフトも違う。
そんな中で、同じものを食べている時間って、けっこう貴重なんですよ。
そこで出てきた「面倒くさい」を拾って、仕組みにする。それがうちのやり方になっています。
まあ、こんな理屈をこねなくても、単純に楽しいからやってるんですけどね(笑
沖縄にお越しの際は、ぜひポーク玉子おにぎりを食べてみてください。あと冷たいぜんざいも。
スマホのことで困ったら、お気軽にご相談下さい^^)
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