スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
今日から第Ⅲ部。主語が「人」から「仕組み」に移る|社長ブログ
2026.11.02 0

皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

今日から、本の第Ⅲ部に入ります。部の名前は「仕組みが人を育てる」。今日はその扉の回です。

昨日の第Ⅱ部のまとめで、線も地図も紙も、振り返れば全部「仕組み」だったと書きました。第Ⅲ部は、ちょうどそこから始まります。

棚の紙を手に仕組みの意味を話す店主の4コマ漫画

話の主語が、人から仕組みに移る

本の流れを、ざっくり振り返っておきます。

第Ⅰ部は、現場の問題に気づく部でした。第Ⅱ部は、人の空気の部。怒る、辞める、聞けない。人をどう見るか、という話が中心でした。

第Ⅲ部では、話の主語が変わります。ここが一番の違いです。人の空気を下で支えている物、つまりチェックリスト、ルール、任せ方、評価、報告の形。そういう仕組みそのものを、どう作って、どう使って、どう減らすか。そちらが主役になります。

第Ⅱ部で出てきた工夫を一つずつ見直すと、どれも誰かの頑張りではなく、置いておける物でした。置いておける物は、人が入れ替わっても残ります。休みの日にも、黙って働いてくれます。

だから第Ⅲ部では、その「置いておける物」のほうを、じっくり見ていきます。

人の話から道具の話へ、と聞くと、急に硬くなりそうに思われるかもしれません。でも、中身はやっぱり人の話です(笑 仕組みの向こうには、いつもそれを使う人がいますから。

本の三つの部の流れを階段で見せた図

扉に置いた、短い三つの文

第Ⅲ部の扉には、三つの短い文だけを置きました。そのうち最初の二つが、これです。

「仕組みは冷たいものじゃない。信用するために作る。」

たった二行。短いので、迷った時に何度でも読み返せます。

三つめは、叱らずに済む現場のほうが人の伸びが早い、という意味の一文です。三つ合わせても、ほんの数行。けれど、この先の15章は、ほとんどがこの数行を現場の場面に置き直していく話になります。

本のタイトルの意味は、本を書いた理由の回で一度書きました。第Ⅲ部は、そのタイトルにいちばん近い部だと思っています。

光の差し込む半分開いた白木の扉のイラスト

第Ⅲ部の15章を、4つの束で

第Ⅲ部は第25章から第39章まで、全部で15章あります。順番に読むと長いので、4つの束に分けて、題名だけ先に並べておきます。中身は、その日の回のお楽しみということで^^)

ひとつめの束は、疑うこと・叱ることをやめる話です。

  • 第25章「仕組みは、人を信用するためにある」…作る理由の話
  • 第26章「チェックリストは、人を疑うためじゃない」…道具の向きの話
  • 第27章「叱る前に、設計を疑う」…ミスを前にした時
  • 第28章「責任の所在を、曖昧にしない」…誰が決めるのか
第Ⅲ部の十五章を四つの束に分けた図

ふたつめの束は、仕組みの作り方と、減らし方です。

  • 第29章「仕組みは、現場の言葉で作る」…誰の言葉で書くか
  • 第30章「ルールを増やす前に、減らす」…増やす前の話
  • 第31章「仕組みは、静かに効く」…効き方の話

ここまでが、仕組みを「作る」側の話。

みっつめの束は、任せること・数字・評価です。

  • 第32章「任せるとは、放置することじゃない」…任せ方の話
  • 第33章「数字を見る前に、構造を見る」…数字の読み方
  • 第34章「評価制度は、現場を壊すことがある」…評価の怖さ

よっつめの束は、部の名前そのもの、仕組みが人を育てる話です。

  • 第35章「仕組みがあると、叱らなくて済む」…その後の現場
  • 第36章「安心は、売上を連れてくる」…お客さま側から
  • 第37章「仕組みは、静かな教育係」…教えなくても育つ
  • 第38章「楽な現場は、だらしなくならない」…楽への誤解
  • 第39章「仕組みは、会社の性格になる」…部の着地
支柱に沿ってまっすぐ伸びる若竹のイラスト

束で見ると、順番に意味がある

並べてみると、順番にも少し意味があります。まず疑う手を下ろす。次に、仕組みを現場の言葉で作り、増えすぎたら減らす。そのうえで任せて、数字と評価の扱いを考える。最後に、それが人を育てるところまでたどり着く。

いきなり評価から入ると、たぶん現場は身構えます。疑う手を下ろすのが先。この順番で読んでいただくと、話がつながりやすいと思います。急がば回れ、です。

第Ⅱ部で書いた「人を責めない」は、気持ちの持ち方だけでは続きませんでした。第Ⅲ部の15章は、それを毎日続けられる形にしていく章になるはずです。

毎回、その章の芯を一つだけ選んで、今の店から見た目線で書いていきます。15章、少し長い道のりですが、お付き合いいただけたらうれしいです!

整った店のバックヤードで作業するスタッフのイラスト

明日は、第25章から

明日は第25章「仕組みは、人を信用するためにある」。現場で「疑う言葉」が増えてしまう理由の話です。

本のことはBOOKのページに。お近くの店は店舗一覧からどうぞ。

お気軽にご相談下さい^^)


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