みなさん、こんにちは!スマホ119宜野湾店、店長の田島です(^^)
今日はいつもとちょっと毛色のちがう修理…というより、改造のお話。
主役はスーパーファミコン。そう、あの「スーファミ」です。
先日、お客様が「押し入れの奥から出てきた」と一台持ち込んでくれました。電源は入る。でも見た目はもう、年季の入った黄ばみ全開(^^;)
ブラウン管の前でワイワイ遊んだあの頃から、気づけば30年。せっかくなら令和の今でも気持ちよく遊べる形にしよう、ということで、フル改造することになりました。
昭和はブラウン管、令和は薄型テレビ。同じスーファミでも、遊ぶ景色はずいぶん変わりました
まずは黄ばみとの戦いから
まずは全て分解して、プラスチック類と基盤を分ける
左右まっぷたつ。長年のヤニとホコリで、グレーというより黄土色…
白っぽいプラスチックって、紫外線でどうしても黄ばむんですよね。これはもう、表面を拭くくらいじゃ落ちません。
なので一度ぜんぶバラして、外装パーツだけを専用の液に「つけ置き」します。
バケツでじっくりつけ置き洗浄。泡の下でパーツが少しずつ息を吹き返していきます
数時間かけて、ゆっくり。取り出すとこの通り(*'▽')
黄ばみが抜けて、本来のグレーに復活。中央のあの4色ロゴもくっきり
わかります?この透明感。ここまで戻ると、もう気分が上がります。
基板はしっかり点検・整備
外装がキレイになっても、中身が元気じゃ意味がない。
1994年製の基板。ネジ一本まで外して、接点や部品の状態をチェック
30年モノですからね。サビや劣化が無いか、一か所ずつ見ていきます。
このあたりは、ふだんスマホの基盤修理で鍛えた目が地味に効くところ(^^)
ちなみに、もくもくと作業しているのが私(田島)です。趣味はズバリ「分解」。気になると、壊れてなくても分解して構造を確かめたくなるタチなので、こういう改造はもう楽しくて仕方ないんですよ(^^)
はんだごて片手に、黙々と。改造スーファミは一台ずつ手作業で仕上げています※画像はAIで生成したイメージです(モデル:田島店長)
今回の本命、USB-C(Type-C)給電化
さて、ここからが一番の見せ場!
スーファミの泣きどころって、専用のACアダプターなんです。今となっては手に入りにくいし、断線したらそこでアウト。
そこで電源の差込口を、今のスマホと同じUSB-C(Type-C)に作り替えます。
基板側に給電モジュールを配線。青く光っているのが通電チェックのサインです
本体の「DC IN」だった穴に、Type-Cポートをぴったり収めます。
背面の「DC IN」がType-Cに。モバイルバッテリーや手持ちの充電器でそのまま動きます
これでアダプター探しから卒業ですね〜。
細かい配線まわりは、店頭の作業台でコツコツと。
宜野湾店の作業台にて。MULTI OUT・RF OUTはそのまま、DC INだけ現代仕様に
黒シェルに着せ替えて完成
洗ったグレーの外装も良かったんですが、今回はせっかくなので…マットな黒シェルに着せ替えました。
渋い。ノーマルの面影を残しつつ、ぐっと締まった黒ボディに
横から見てもこのツヤ消し感。置いてあるだけで様になります
最後はもちろん動作確認
改造で一番大事なのは、ちゃんと動くこと。これに尽きます。
USB-Cで給電して、いざ電源ON。
POWERランプが点灯!もちろん実際にソフトを挿して、プレイまで確認済みです
カセットを挿して画面が出た瞬間は、何度やってもうれしいですね(^o^)
無事に完成!このドヤ顔、伝わりますか?(^o^)※画像はAIで生成したイメージです(モデル:田島店長)
実はまだ80%。次は「HDMI化」に挑戦中!
ここまでで電源まわりはバッチリ。でも白状すると、今回の改造はまだ完成度80%なんです(^^;)
残りの20%、それがHDMI化。今まさに作業中で、今週中には仕上がる予定です!
ここ、地味だけどめちゃくちゃ大事なところ。ちょっとだけ説明させてください。
スーファミの映像出力って、もともとは赤・白・黄色の3色ケーブル(いわゆるAV端子)なんですよね。昔のブラウン管テレビには、この3つの差込口が必ずありました。
ところが、今どきの薄型テレビやPCモニターを見てください。あの赤・白・黄色の穴、もう付いていないんです。あるのはHDMIばかり。
つまりノーマルのままだと、「今のテレビに挿すところが無い」という、レトロ機あるあるの壁にぶつかります。
そこで映像出力もHDMIに作り替えてしまおう、というのがHDMI化です。
HDMI化すると、遊びの幅がここまで広がる
- 今のテレビ・PCモニターに直挿しでOK。変換ケーブルをあれこれ買い足さなくて済みます
- 自宅の大型モニターやプロジェクターでも遊べる!スーファミを壁いっぱいの大画面で映すロマン(^o^)
- ケーブル1本でスッキリ。配線がごちゃつきません
- 映像もくっきり。昔のAV接続より、今の画面でぐっと見やすくなります
USB-Cで「電源」を今どきにして、HDMIで「映像」も今どきに。これでようやく、令和のリビングでもストレスなく遊べる一台になります。
HDMI化が仕上がったら、また続きをこのブログで報告しますね〜。完成版、お楽しみに!
改造も、販売もやってます
スマホ119、実はスマホだけじゃないんです。
今回みたいなレトロゲーム機の修理・改造も、お受けしています。もちろん最近のSwitch修理やプレステ、古いパソコン・家電の修理まで幅広く。「家に眠ってるアレ、直る?」みたいなご相談、大歓迎です(^^)
そして、こうして仕上げた改造済みスーファミは販売もしています。
USB-Cで気軽に動く一台って、自分で探すとなると意外と大変ですからね。「買ってすぐ遊びたい」という方は、できあがった子をそのままお迎えできますよ〜。
料金の目安や対応機種は修理料金表もチェックしてみてください。
スマホの画面割れもバッテリーも、ちょっと変わった改造の相談も。宜野湾店へ、気軽にのぞきに来てくださいね!
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