スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
「無いものは作る」が、僕の口ぐせです|社長ブログ
2026.08.19 0

▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)

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皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

ここ2週間ほど、いろんな話を書いてきました。

自転車で沖縄一周した話プログラミングの話電子工作の話道具の話

並べてみて、自分でも笑ってしまいました。全部、同じことを言っているんですよ。

無いなら作ればいいが口ぐせの社長の4コマ漫画

僕の口ぐせは、これです

「無いなら、作ればいいさ」

スタッフに何回言ったか分かりません。たぶん、聞き飽きられています(笑

振り返ると、うちの会社でやってきたことは、ほぼ全部これでした。

  • スマホ修理の店が近くに無い → 自分で直して、店を作った
  • 欲しい部品が売っていない → 3Dプリンターで作った
  • 釣りの道具に不満がある → 電子工作で作った
  • 使いやすい管理システムが無い → 自分たちで作った
  • CM制作を頼むと高い → 自分たちで撮った

順番に並べると、なかなかの散らかりようです。

でも、僕の中では全部つながっています

そもそも、この会社が「作った」もの

いちばん最初に作ったのは、この仕事そのものでした。

息子のiPhoneが割れたとき、直せる店が近くにありませんでした。

正規のところに送ると時間がかかるし、高い。かといって、街に修理屋なんて無い時代です。

だから、自分で開けました。

一台のスマホを開けたことがすべての始まりだったことを示す図

あのとき、「無いから、諦める」という選択肢もあったはずなんですよ。

買い替えればいい。我慢すればいい。

でも、なんとなく「開けたら分かるんじゃないか」と思ってしまった。それが全部の始まりでした。

今、沖縄県内に8店舗あるのも、スタッフが働いてくれているのも、元をたどるとあの一台です。

「作る」と「直す」は、同じことです

この連載を書いていて、あらためて気づいたことがあります。

僕にとって、作ることと直すことは、まったく同じなんですよ。

どちらも、こういう流れです。

  1. こうなってほしいという状態を思い浮かべる
  2. 今どうなっているかを見る
  3. その差を埋めるために、手を動かす
  4. うまくいかない → 原因を探す → やり直す

新しいものを作るときも、壊れたものを直すときも、頭の中でやっていることは変わりません。

作ることと直すことが同じ流れであることを示す図

プログラミングの記事でも書きましたが、動かないプログラムを直すのと、電気が止まったスマホを直すのは、本当に同じ作業なんです。

だから僕は、修理屋は「作る人」だと思っています。

ただし、ひとつだけ気をつけていること

ここは正直に書いておきます。

「無いなら作る」は、行き過ぎると危ないんですよ。

作らなくていいものまで、作ってしまう

これは何度もやりました。

買えば済むものを、時間をかけて自作する。しかも既製品より使いにくいものができる。

楽しいんですよ、作るのは。でもそれは趣味であって、仕事じゃない

だから最近は、始める前に一回だけ自分に聞くようにしています。

「これ、買ったほうが早くない?」

そこで「いや、うちのやり方に合わせたいから作る」と即答できるなら、作ります。迷ったら、買います。

人に押し付けない

もうひとつ。

僕が「作るのが好き」だからといって、全員がそうである必要はないんですよね。

既製品をうまく使いこなすのが得意な人もいます。人と話すのが得意な人もいます。

前に書いたとおり、いろんな得意を持った人が働ける場所であることのほうが、たぶん大事です。

これから作りたいもの

これから作りたい3つのことを示す図

せっかくなので、今考えていることを書いておきます。

子ども向けの、分解体験

電子工作の記事でも触れましたが、これはやりたいです。

古いスマホやゲーム機を、実際に開けてみる。中に何が入っているかを見る。

今の子どもって、機械の中身を見る機会がほとんど無いんですよ。全部が板になっていて、ネジすら見えない。

でも、中には必ず理由があって部品が並んでいる。それを見せたいんです。

もっと分かりやすい説明

これは地味ですが、ずっと課題だと思っています。

うちの説明は、まだ専門用語が多い。「フレキが断線してますね」と言われても、普通は分かりません。

この連載で図解をたくさん使ったのも、その練習みたいなところがあります。絵で見せると、伝わるんですよね。

直せる範囲を、もっと広げる

これがいちばん本命かもしれません。

「うちでは無理です」と言う回数を、少しでも減らしたい。

そのために技術を上げるし、機材にも投資します。道具の話で書いたとおり、いい機材は失敗を減らしてくれます。

結局、いちばん作りたいのは

信頼は買えないので毎日の積み重ねで作るしかないことを示す図

いろいろ書きましたが、最後にひとつだけ。

僕がいちばん作りたいのは、たぶん「困ったときに、思い出してもらえる場所」です。

スマホが壊れた。どうしよう。

そのときに「あ、スマホ119に持っていけばいいか」と思ってもらえる。

これって、建物や技術じゃなくて、信頼ですよね。そして信頼は、買えません。作るしかない。

しかも、作り方は地味です。

  • 今日の一台を、丁寧に直す
  • できないことは、できないと正直に言う
  • 渡すときに、一言添える
  • それを、毎日続ける

自転車で毎週20キロずつ進んだ話と、まったく同じです。一気には作れません。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました

仕事と趣味が分かれていないことを示す図

2週間、いろんな話にお付き合いいただきました。

スマホの話より、釣りとか犬とかヘビの話のほうが多かった気がしますが(笑

それでも、全部どこかで仕事につながっています。というより、僕の中では分かれていないんですよね。

好きなことをやって、手を動かして、うまくいかなくて、また考える。それを仕事でも趣味でもやっているだけです。

これからも、たぶん新しいことに手を出します。そのたびに「また始めた」と言われると思います。

でも本業だけは、絶対に薄くしません。目の前の一台を、丁寧に。

スマホのことで困ったら、いつでも声をかけてください。沖縄県内に8店舗あります。

そして押し入れに古い機械が眠っている方は、専務のブログもぜひ。あいつがレトロゲーム機の話を毎日書いています。親バカかもしれませんが、なかなか面白いですよ^^)

お気軽にご相談下さい^^)



スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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