スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
← 手記の一覧へ戻る
社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
「あと15分」が1時間になる人へ|Focus Timerを作った理由
2026.09.15 0

▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)

YouTubeで見る ▶

皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

今月はずっと本の話を書いているので、今日は少しだけ趣向を変えます。夜に作っているアプリのうちの1本、Focus Timerの話を。

と言いつつ、書いてみたら結局、本と同じ話になりました(笑

15分で戻ると言って1時間帰ってこない社長の4コマ漫画

「あと15分」が、1時間だった

作ったきっかけは、自分です。

「25分で終わるから」と思って始めた作業が、気づいたら1時間たっている。事務所を出るときに「15分で戻るね」と言って、戻ったら誰もいない(笑

朝もそうです。準備なんて30分あれば足りると本気で思っているのに、実際に測ると毎朝90分かかっている。

これ、僕だけじゃないと思うんですよ。

予想した時間と実際にかかった時間のズレを示す図

反省文をいくら書いても、時間は測れない

長いあいだ、僕はこれを気合の問題だと思っていました。

気を引き締める。時計をこまめに見る。早めに起きる。ぜんぶやりました。で、直らない。

調べていくうちに「時間盲」という言葉に出会いました。時間の流れの見積もりが、そもそもズレるという話です。僕は医者ではないので、診断や治療の話はしません。ただ、ひとつだけはっきりしたことがあります。

ズレは、根性では直らない。

直らないものを責め続けると、人は自分を嫌いになるだけです。これ、うちの店で新人がミスをしたときに詰めないのと、まったく同じ理屈でした。人ではなく、設計のほうを疑う。

責めるのではなく測るという発想の転換を示す対比図

だから、反省ではなく計測を渡した

アプリの中身は、拍子抜けするくらい単純です。

作業を始める前に「これ、何分で終わると思う?」と聞く。終わったら、実際にかかった時間を記録する。この2つを並べてグラフにする。それだけ。

すると見えてくるんですよ。「自分はだいたい2倍で見積もっている」とか、「午前中はズレないのに、夕方だけ大きく外す」とか。

ここまで来ると、話が変わります。「またやってしまった」が「じゃあ最初から2倍で入れておこう」になる。責める話が、段取りの話になるんです。

反省は行動を変えませんが、数字は予定表を変えます。

もうひとつ効いたのが、ズレを「悪いこと」として表示しないことでした。赤字で警告を出さない。達成率を突きつけない。ただ2本の棒を並べて置くだけ。責める顔をしない道具のほうが、結局いちばん長く使ってもらえます。

予想時間と実測時間を並べたグラフの画面イメージ

朝の準備は、チェックリストにした

90分問題にも手を打ちました。

やることをチェックリストにして、どこまで進んだかを円グラフで出す作りです。頭の中で「まだあれが残ってる、これも残ってる」と数え続けるのをやめさせたかった。残りが目に見えると、不思議と焦りが減ります。

それと、週に一度、記録をまとめた紙を1枚つくれるようにしました。通院されている方が、診察のときに見せられるように、という意図です。口で「なんだか時間がかかるんです」と説明するより、記録を出したほうが早い場面もあるはずなので。

そこから先は、専門家の領域です。僕がやるのは、材料をきれいに揃えて渡すところまで。

この線引きだけは、作りながら何度も自分に言い聞かせました。道具が「あなたはこうです」と言いはじめた瞬間、それはもう補助ではなくなるので。

朝の準備チェックリストと進み具合の円グラフの図

本とまったく同じ発想でした

書きながら気づいたんですが、これ、僕の本に書いたことそのままなんですよ。

『仕組みは、人を信じるために作る』でずっと言っているのは、人を責めず、仕組みで補正するということ。

受付が詰まったのは、スタッフの気合が足りないからじゃない。聞く順番が決まっていないから。同じように、25分の作業が1時間になるのは、性格がだらしないからじゃない。見積もりを測る道具を、誰も渡してくれなかったからです。

店の現場でずっとやってきたことを、そのままポケットの中に持ち込んだ。それがこのアプリでした。

修理の現場の考え方がそのままアプリになったことを示す図

店から離れているようで、離れていない

「修理屋の社長が、なんでタイマーを?」とよく言われます(笑

でも僕からすると、割れた画面を直すのも、狂った時間感覚に道具を渡すのも、やっていることは同じなんですよ。壊れているところを責めずに、使える形にして返す。それだけです。

店のカウンターで「使い方が分からなくて」と小さな声で言うお客さまがいます。あの声を毎日聞いていなかったら、たぶんこのアプリは作っていません。

アプリの一覧はアプリ開発のページに、考え方のもとになった本はBOOKのページにまとめてあります。

そして本業のほうも、今日も元気にやっております。料金は修理料金表をどうぞ。

お気軽にご相談下さい^^)


スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
店舗一覧修理料金表修理ブログ

コメント (0)

コメントはまだありません
コメントを投稿する
メニュー
iPhone・Android・iPad・Switch・PS・パソコンまで、なんでも修理OK
修理メニュー 画面割れ・電池・水没・基盤・データ 9
Android・iPad・ゲーム機 Switch・PS・3DS・パソコン・時計の電池も 12
店舗一覧 沖縄8店舗・アクセス地図 9
読む・知る ブログ・口コミ・Q&A・会社案内・求人 9
サービス・グループ カーケア・音楽・本・アプリ・グループ会社 13
対応エリア(市町村別) 店舗のない地域も最寄り店+出張で対応 19
その他のページ 23
スマホ119を共有

スマホのカメラをかざすと「スマホ119」の
サイトが開きます(お店を紹介する時に)

このページを共有する

LINE X Facebook メール
お近くの店舗に電話

店舗をタップするとそのまま発信できます(年中無休・営業時間は店舗により異なります)

その他の店舗・地図を見る