スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
シティ カブリオレ再生日記の第2話です。20代のころ乗っていたホンダ シティ カブリオレを、プロと二人三脚で直している連載。第1話(出会いの日)から読んでもらえると、流れが分かりやすいと思います。
今日はちょっと怖い話です。
のぞいてみたら、こうなっていた
5月に入って、板金屋さんの手で分解が進みました。
ボンネットを開けて、フロントガラスの下をのぞくと、こうです。

フロントガラスの下、ワイパーの付け根のあたり。カウルトップと呼ばれる所です。茶色いかさぶたの真ん中に、ぽっかり穴が開いています。
写真を見て、言葉を失いました。
雨の日、ガラスを流れた水は全部ここに集まります。それが40年。そりゃ穴も開きますよね。。
トランクは、もっとひどかった

トランクの角。白い塗装の内側が、黒く焼けたように崩れています。

こちらは、小さな穴が一つ。
「なんだ、これくらいか」と思うじゃないですか。でも、まわりの四角い跡は、昔だれかがパテ(へこみや穴を埋める、粘土のような材料)で埋めた跡でした。

別の場所では、塗装の下から、ガラス繊維の布と黒い詰め物でふさいだ昔の補修が出てきました。
上から塗って、見た目だけはきれいにしてある。でも中の錆は止まっていなかった。上から隠しても、錆は下で進み続けます。
切り取った鉄板

腐ってダメになった部分を、切り取った鉄板です。ドアの下を通る、車の骨にあたる部分(サイドシル)から出てきました。
写真で見ても、もう鉄というより錆の板。

同じサイドシルの、外からは見えない筒の内側は、こう。外の塗装がまだきれいでも、中は朽ちていたんです。

床もこのとおり。小さな穴のまわりから、じわじわ広がっています。
見えている錆は、ほんの一部
古い車の錆は「見えている範囲の2〜3倍は朽ちている」と言われるそうです。
このシティも、まさにそれでした。
表がきれいでも、中では進んでいる
実はお店で開けた水没スマホの中も、よくこんな顔をしているんです。外は無傷なのに、基板の上の部品の足元だけが、緑や白に変わっている。特に海の水は塩を含むので、進みが早い。
大きさは何百倍も違うのに、起きていることは同じ。濡れたスマホは、動いていても早めに見てもらうのがおすすめです(水没修理)。
沖縄は海も近いし、湿気も多い。車にも、スマホにも、なかなか厳しい島なんですよね(笑
さて、この穴だらけの車体。ここからどうやって元に戻すのか。明日の第3話へ続きます。
スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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