スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
今日は、たまに言われることについて書きます。
「社長、落ち着きがないですよね」
はい、そのとおりです(笑

実際、いろいろやっています
並べてみると、われながら散らかっています。
- スマホ・iPhone修理(本業)
- 3Dプリンターでの部品づくり
- 動画制作・CMの内製
- AIを使った仕組みづくり
- ゲーム機やパソコンの修理
- 車まわりのサービス
- スマホ教室
「修理屋なんだから、修理だけやってればいいのに」と思われるかもしれません。
正直に言うと、僕もときどきそう思います(笑
でも、やめられないんですよ。理由が3つあります。
理由1:本業が、いつまで本業か分からないから
これは真面目な話です。
僕がこの仕事を始めたころ、スマホの修理という仕事は存在しませんでした。
そもそもスマホが普及していなかったので。息子のiPhoneが割れて、自分で直したのが始まりです。
つまり、今の本業は15年前には無かった仕事なんですよ。

ということは、逆もありえます。
今から15年後、スマホ修理という仕事がどうなっているか。誰にも分かりません。
- 端末がもっと丈夫になるかもしれない
- 修理しやすい設計が義務化されるかもしれない
- 逆に、まったく開けられない構造になるかもしれない
- そもそもスマホという形じゃなくなるかもしれない
どれも起こりえます。本業にしがみつくのが、いちばん危ないと思っているんです。
だから、いろいろ触っておく。次に何が来ても、少しは分かる状態にしておく。
理由2:やってみないと、分からないから
これは性分の話でもあります。
新しい技術が出てきたとき、記事を読んだり、人の話を聞いたりするだけだと、正直よく分かりません。
すごいのか、大したことないのか。うちで使えるのか、使えないのか。
結局、自分で触ってみるまで判断できないんですよ。
AIもそうでした。「便利らしい」という話は聞いていましたが、実際に毎日使ってみるまで、どこが便利でどこが使えないのかは分かりませんでした。
3Dプリンターも同じです。買う前は「うちに必要かな」と思っていましたが、触ってみたら修理の現場で普通に使うようになりました。

失敗もたくさんあります
ここは正直に書いておきます。
手を出して、うまくいかなかったものもたくさんあります。作ったけど使われなかった仕組み。始めたけど続かなかったサービス。買ったけど埃をかぶっている機材。
数えたくないので数えていません(笑
ただ、やって失敗したことは、意外と無駄になっていないんですよ。
「これは合わなかった」という判断ができるようになる。そして次に似た話が来たとき、一瞬で見分けられるようになります。
やらずに悩んでいる時間のほうが、よっぽどもったいない。
理由3:スタッフに、選択肢を作りたいから
これがいちばん大きいかもしれません。
うちには、いろんなスタッフがいます。
修理が好きで、ずっと現場にいたい人。人と話すのが得意な人。パソコンやシステムが好きな人。動画を編集するのが好きな人。
もし、うちが「スマホ修理だけの会社」だったら、できる仕事は1種類です。
修理が好きな人には天国ですが、それ以外の得意を持っている人は、活かす場所がない。

実際、うちの専務は最初は修理から入りましたが、今ではシステム関係を全部見ています。
もし会社が修理だけだったら、あいつの得意なところは埋もれていたかもしれません。
だから、いろいろやっている状態を保っておきたいんですよ。
そのほうが、いろんな人が働ける場所になる。
ただし、ルールがあります
散らかっているように見えて、一応、自分の中で決めていることがあります。
1.本業を薄くしない
新しいことを始めるとき、修理の質が落ちるようなら、やらない。
これは絶対です。前に書いたとおり、うちに来る人は困って来ています。そこを疎かにしたら、何のためにやっているのか分からない。
2.どこかで本業とつながっていること
まったく関係ないことは、やりません。
- 3Dプリンター → 部品を作れる。修理に直結
- 動画 → 説明が伝わる。集客に効く
- AI → 仕組みが速く作れる。現場が楽になる
- スマホ教室 → 困っている人を助ける。本業と同じ根っこ
全部、どこかで修理につながっています。
3.自分が面白いと思えること
これは正直に書きます。興味がないことは続きません。
「儲かりそうだから」だけで始めたことは、だいたい途中で止まりました。経験済みです(笑
不安がないわけじゃありません

強気なことを書いてきましたが、不安はあります。
店を増やせば、その分だけ責任が増えます。スタッフの生活がかかっている。
新しいことに投資して、外したときのことを考えると、正直こわいです。
それでもやるのは、止まっているほうがこわいからなんですよね。
川と同じで、流れが止まると水は濁ります。会社も同じだと思っていて。
「今のままでいい」と思った瞬間から、たぶんゆっくり終わりに向かうんです。
結局、モノづくりが好きなだけかもしれません

ここまでいろいろ理屈を書きましたが、身も蓋もない結論を言います。
たぶん僕は、何か作るのが好きなだけです。
壊れたスマホを直すのも、3Dプリンターで部品を作るのも、会社の仕組みを作るのも、新しい店を作るのも。
自分の中では全部同じことなんですよ。
頭の中に「こうなったらいいな」があって、それを手を動かして形にする。うまくいったら嬉しい。ダメだったら、やり直す。
子どものころから、ずっとそれをやっているだけな気がします。
だから、これからも新しいことに手を出すと思います。そのたびに「また始めたよ」と言われると思います(笑
でも本業だけは、絶対に薄くしません。目の前の一台を、丁寧に。 そこは12年変えていません。
スマホのことで困ったら、お気軽にご相談下さい^^)
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