スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
本に書いた「4つで8割」を数え直したら違った|第5章|社長ブログ
2026.09.11 0

▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)

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皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

昨日はメダカの話でゆるく書きましたが、今日は少し背筋を伸ばして書きます。

本『仕組みは、人を信じるために作る』の第5章「説明は「設計」できる」

そして今日の中身は、その章に書いた数字が間違っていたという話です。

本に書いた8割を数え直したら2割だったことに驚く社長の4コマ漫画

本には、こう書きました

スマホ修理でお客さまに聞かれることは、だいたい4つに集まる。

「いくらかかるの」「何分で終わるの」「データは消えないの」「本当に直るの」。

この4つで8割。なのに答え方はスタッフ全員バラバラで、同じ質問に違う安心が返っていた。だから説明はセンスじゃなく設計だ、順番と言い回しを決めよう。——これが第5章の中身です。

主張のほうは、今も1ミリも変える気がありません。

問題は「8割」でした。

よく聞かれる4つの質問と答え方がバラバラだった状態を示す図

数えてみたら、2割でした

うちのサイトの右下には、AIのチャットが常駐しています。夜中でも質問に答えてくれる、あの子です。

そこに溜まったお客さまの発話を、全部数えました。1,369件

結果。4つのどれかに当てはまった質問は、295件。割合にして21.5%

8割どころか、2割。

画面を見て、思わず「うわ」と声が出ました汗

自分の本に赤ペンを入れることになるとは思っていなかったです。

チャットの1369件のうち4つの質問は295件21.5%だったことを示す図

いちばん多いのは、やっぱり料金だった

内訳はこうでした。

料金・いくら=238件。全体の17.4%で、堂々の1位。直るかどうか=34件。時間・何分=19件。データ=13件。

面白いのはここからです。

4つの中だけで見ると、料金が295件のうち238件。約8割

つまり実際は「4つで8割」ではなく、「4つのうち、料金が8割」だったわけです。8割という数字は生きていたけれど、かかっている場所が違った。

これ、けっこうな違いですよね。

4つの質問の内訳で料金が突出していることを示す棒グラフ

じゃあ、残りの8割は何だったのか

気になりますよね。僕もいちばんそこが気になっています!

正直に書くと、まだきれいには分けられていません。あいさつだけで終わっている発話もあるし、機種名をぽんと打つだけの人もいる。うちでは直せない相談や、ほとんど雑談みたいなやり取りも混ざっています。

ただ、ひとつ確かなことがあって。

4つに当てはまらない質問が、こんなにある。それが見えただけでも十分な収穫でした。カウンターで身構えていた4つの外側に、まだ拾えていない不安がある。

ここは時間をかけて分けていきます。終わったら、また書きます。

あの「8割」は、僕の体感でした

なぜ本にああ書いたのか。

数えたからじゃないんです。カウンターに立って、耳で覚えていたから。

今日はいくらを3回聞かれた。データは大丈夫かを2回聞かれた。そういう日々の積み重ねが、頭の中で「4つで8割」という形に固まっていた。体感としては、たぶん外していません。

でも体感は、数字じゃない。

「たしか8割くらい」を「8割」と書いてしまった。ここは完全に僕のミスです。すみません。

仕組みの本を書いた人間が、いちばん基本的なところをやってしまったなと。

耳で覚えた体感と実際に数えた数字がずれていたことを示す対比図

数え方のほうも、正直に書いておきます

とはいえ「じゃあ本は間違いだらけか」と言われると、それも違うと思っていて。

今回数えたのはチャットのログです。店頭のカウンターで受ける質問の分布ではありません。

文字で打つ人は、口では聞きにくいことを先に打ちます。料金なんて、まさにそれ。目の前に人がいると「まず値段から」とは言いにくいものですから。

カウンターでは顔を見ながら話すので、順番も内容も変わるはずです。

今回分かったのは「お客さまの質問はこうだ」ではなく、「ネットで最初にぶつけられる質問はこうだ」。ここを混ぜたら、また同じ間違いをやります。

数字は、測った場所とセットでしか意味を持たない。今回いちばん学んだのは、たぶんこれです。

文字で聞くときと店頭で聞くときで質問の出方が変わることを示す図

で、設計をどう変えたか

やることははっきりしました。料金の説明を、いちばん厚く設計する。

聞かれる前に出す。濁さない。安く見せるために小さく書かない。

修理料金表を機種と症状で引けるようにしてあるのも、よくある質問の上のほうにお金の話を置いているのも、この結果を見たからです。待ち時間が気になる方は、予約フォームで先に枠を取っていただくのがいちばん早い。

本は正解集じゃなくて、その時点の記録。数えて違っていたら、直せばいい。

そう思えるのは、たぶん修理屋をやってきたからです。開けてみないと分からない。開けたら想像と違う。じゃあ直す。ずっとそれの繰り返しでした(笑

本のほうが気になった方はBOOKページをどうぞ。第5章は、いまとなっては僕がいちばん恥ずかしくて、いちばん気に入っている章になりました。

お気軽にご相談下さい^^)


スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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