スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
シティ カブリオレ再生日記、第4話。今日はいよいよ、色の話です。
(20代のころ乗っていたホンダ シティ カブリオレを、プロと二人三脚で直している連載です。前回、車体がまるごとグレーの下地になりました)
選んだのは、この青

缶のふたを開けた瞬間の写真です。
白い車を、何色にするか。もとの白に戻す手もありました。
決めたのは、ポルシェの純正色「マイアミブルー」。
ドイツのスポーツカーの色を、日本の小さなホンダに塗る。ちょっとした遊び心です(笑 明るく澄んだ、少しシアン寄りの青。晴れた日に見ると、本当にきれいなんですよ。
グレーの車体が、青くなった

6月。グレーだった車体が、一気に青くなりました。
この写真は、何度見ても飽きません。

下回りまで、同じ青。
普段は誰も見ない所です。でも、せっかくなら全部。くたびれていた幌(布の屋根)も、黒く染め直してもらいました。
帰ってきた日

部品が一つずつ戻って、8月のはじめに組み上がり。
そして8月19日、引き取りの日。

うちの店の前に、青いシティが停まりました。
板金屋さんに預けた4月の終わりから、約4か月。看板の「データ消さずに30分修理」の下に、自分の車がいる。なんだか不思議な気分でした^^)

ボンネットの面に、まわりの景色がくっきり映り込んでいます。

ボンネットを開けると、エンジンルームの中も、ボンネットの裏側も同じ青。エンジンの上のカバーまで塗ってもらいました。
変える所と、残す所
ここまで色を変えておいて、変えなかった所もあります。

シート。白黒のチェック柄です。
このチェック柄、いかにも80年代のシティらしい雰囲気なんです。ここを新しい生地に張り替えたら、きっと別の車になってしまう。だから残しました。

ドアの横には、イタリアのデザイン会社「ピニンファリーナ」のエンブレム。シティ カブリオレの幌まわりのデザインには、ピニンファリーナが関わっているんです。これも当然そのまま。
新しくする所と、そのまま残す所。直すとき、ここを決めるのが一番楽しくて、一番むずかしい。
看板の言葉と、同じ考え方
そういえば、店の看板には「データ消さずに」と書いてあります。
割れた画面は新しくしても、中の写真や連絡先はそのまま残す。お店でずっと大事にしてきた考え方が、気づけば自分の車の直し方にも出ていました(笑
さて、きれいになった青いシティ。でも、これで完成ではありません。
明日は足元の話。実はここで、ちょっとした騒動がありまして……汗
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