こんにちは、スマホ119代表の富村です^^)
出店の歩み、第10回。ついに2ケタです。


10号店・美浜店(北谷町美浜・アメリカンビレッジ)
2017年4月29日、美浜アメリカンビレッジにオープンしました。サンセットビーチ沿い、ベッセルホテルの隣、ローソンの向かいです。
それまでの店は「地元のお客様」のための店でした。美浜は初めての観光地立地。旅行中にスマホを壊すと本当に困りますからね。地図も、チケットも、写真も、ぜんぶスマホの中なので。

オープン日にやったこと
オープンの日、僕らは店を開ける前に、ご近所の企業さんへ挨拶回りに行きました。
突然の訪問なのに、みなさん笑顔で対応してくれて、チラシを店頭に置いてくれるところまでありました。当時のブログには「本当に感謝、感謝でございます」と書いてあります。社訓の第一条が「感謝の気持ち」なのは、こういう経験の積み重ねからです。
商売は場所を借りてやるもの。土地のみなさんに受け入れてもらえて、初めて成立する。観光地の美浜は、それを一番教えてくれた店でした。
旅先の「困った」は、深い
美浜で学んだことの核心は、観光地の「困った」は地元の「困った」より深い、ということでした。
地元の人がスマホを壊した場合、最悪、家に帰ればパソコンもWi-Fiもあります。でも旅行者は違う。ホテルの予約確認も、帰りの航空券も、レンタカーのナビも、家族との連絡も、ぜんぶスマホ一台に入っている。それが壊れた瞬間、旅そのものが止まるんです。
だから美浜店の合言葉は「スピード」でした。観光の予定を1時間でも守るために、その場で、目の前で直す。「明日また来てください」は、旅行者には言えません。明日はもう飛行機なんだから。
即日修理・目の前修理といううちの看板が、一番輝いた店だったと思います。
言葉の壁もありました。海外からのお客様には、身振り手振りと翻訳アプリの合わせ技(笑。それでも「直った」の瞬間の笑顔は万国共通でした。あの笑顔が見られただけで、観光地に挑戦した価値はあったと思っています。
一期一会が、接客を磨く
美浜店の接客には、他の店と決定的に違う前提がありました。目の前のお客様と、二度と会わない可能性が高い、ということです。
地元の店なら、今日の接客が微妙でも、次回で挽回できます。常連さんとの関係は、長い時間をかけて育てるものだから。でも旅行者のお客様に「次回」はありません。この一回がすべて。挽回のチャンスのない接客は、一発勝負の真剣さを店に要求します。
面白いもので、この緊張感が店を磨きました。説明は最初から分かりやすく。料金は最初から明朗に。仕上がりは最初から完璧に。「次がない」前提で毎回やり切る癖がつくと、接客の平均点が全体的に底上げされるんです。
そして、ちゃんとやり切ると、思わぬご褒美がありました。「また沖縄に来たら寄りますね」の一言です。社交辞令かもしれません。でも実際に、翌年の旅行でわざわざ寄ってくれた方がいました。壊れてもいないのに、「去年はありがとう」と言うためだけに。
一期一会のつもりでやり切った接客だけが、一期二会を生む。美浜店が残してくれた、僕の好きな逆説です^^)
美浜店を閉めたいまも、観光客のお客様は各店に来てくれます。国際通りで、空港の近くで、「旅先で困った」は毎日生まれているからです。美浜で覚えた一発勝負の接客は、いまも沖縄中のカウンターで生きています。観光の島の修理屋の、大事な腕のひとつです。
美浜店はいまはもうありませんが、この頃うちは県内13店舗。勢いは最高潮でした。そして次回、ついに海を渡ります。11号店の前に…おっと、順番どおり明日は南城大里店です(笑

ネクストレボリューション株式会社
代表取締役 富村浩樹
このブログは、スマホ119(ネクストレボリューション株式会社)代表・富村浩樹が会社の考えていることを書く場所です。会社概要/社長ブログ/店舗一覧


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