スマホ119 専務の現場ノート
専務ブログ現場から、次の119へ。
壊れたiPhoneを自分で直したあの日から、修理ひと筋で11年。いまは専務として全店舗の現場を回り、仲間の技術と心に火をつけるのが仕事です。スマホ119を責任持って引っ張っていく覚悟と、現場で起きているリアルを、そのまま書いていきます。
- 修理歴 11年たたき上げ
- 全 8 店舗現場を統括
- 育てる仲間と技術
背中で教えて、言葉で渡す。
こんにちは!スマホ119で専務をしています、富村レオです(^^)
今日から11月です。昨日は、修理に出す前のデータの話で10月を締めました。今月も図鑑を続けます。最初は据置図鑑㉚、SG-1000。セガが最初に出した家庭用ゲーム機です。
セガの機械は、9月にセガ・マークIIIの回で書きました。今日はそこから二代さかのぼった、いちばん最初の一台の話。発売は1983年で、僕が生まれる14年前です。ここから先は、資料で知ったことを順に並べていきます。

①あの頃 — 1983年7月15日、同じ日に3台
SG-1000の発売日は1983年(昭和58年)7月15日。出したのはセガ・エンタープライゼス。今のセガの、当時の社名です。
この日付、ゲーム好きなら聞き覚えがあるかもしれません。任天堂のファミリーコンピュータの発売日と、同じ日なんですよね。しかも同じ日に、セガからはキーボードの付いたゲームパソコンSC-3000も出ています。1日のうちに、あとから何度も語られる機械が3台並んだわけです。
価格は15,000円。消費税がまだ無い時代なので、税込・税抜の区別はありません。ファミ通は、この値段をファミコンの14,800円を見据えたものだと書いています。差は200円。数字を並べるだけで、横の機械をにらみながら決めた値段なのが伝わってきます(笑)
②キーボードを外したら、ゲーム機になった
SG-1000の作りを一言でいうと、SC-3000からキーボードを外して、ゲーム用に絞った機械です。SC-3000は29,800円。打ち込むための部分を取り去って、およそ半分の値段にしています。
名前にも、その考え方が出ています。SGは「SEGA GAME」、SCは「SEGA COMPUTER」の略とされています。同じ家系から、遊ぶための箱と、打ち込むための箱を、同じ日に分けて出したことになります。
個人的には、この「外す」発想が好きなんですよね。新しい機械を作るとき、人はつい足したくなるじゃないですか。機能を足して、豪華にして、値段も上がる。SG-1000は逆で、ゲームに要らないものを外して、手に取りやすくした。引き算で作った一台です。

③中身 — カートリッジと、Z80Aの仲間
ソフトはロムカートリッジを差し込む方式です。差して、電源を入れて、遊ぶ。家庭用ゲーム機のいちばん基本の形を、セガは最初の一台から選んでいました。
頭脳にあたるCPUは、Z80Aと互換のチップ。資料によると、作った時期によって、NECのμPD780Cだったり、シャープのLH0080Aだったりしたそうです。同じ名前の機械なのに、中に入っている部品のメーカーが時期で違うんです。
これ、修理の側から見ると大事な話なんですよね。型番が同じだから、中身も同じとは限らない。僕らが「まず見せてください」と言うのには、こういう理由もあります。外から見て同じでも、開けると別物ということは、機械の世界ではふつうに起こります。
④遊ぶ道具 — 本体から伸びるジョイスティック
SG-1000で面白いのは、コントローラーです。付属のジョイスティックは縦長の箱の形で、8方向に倒せるレバーと、両側面にボタンが1つずつ付いていたとされています。
しかも、1P側のジョイスティックは本体に固定で、取り替えられなかったそうです。2P側はコネクタで差し替えられた。今の感覚だと、ちょっと驚きますよね。片方のコントローラーが、本体から生えている(笑)
当時の遊びについて、ファミ通は「アーケードの移植作がとにかく魅力だった」という見出しを付けています。ゲームセンターで遊んでいたセガのゲームが、家のテレビで遊べる。レバーを握る縦長の形は、その楽しさを家へ持ち込むための形だったのかもしれません。

⑤そのあと — SG-1000II、そしてマークIII
SG-1000のあと、セガはSG-1000IIを出し、その次がセガ・マークIIIです。マークIIIの回では、性能とソフトの話を中心に書きました。今日は「最初の一台」のところで止めておきます。
最初の一台を見ると、そのメーカーの出発点が見えるんですよね。ゲームセンターの楽しさを、家のテレビへ。パソコンと同じ家系から、遊ぶ部分だけを取り出す。その最初の答えが、縦長のジョイスティックが付いた、この黒い箱でした。

⑥改造メモ — 古い本体は、開ける前にご相談を
SG-1000は、発売から40年以上たった機械です。うちのゲーム機修理のページに、SG-1000のメニューはありません。ですから、ここは「見せてください、ご相談ください」までです。直せるかどうかは、見てからのお話になります。
押し入れから出てきた本体を、勢いで開けるのはおすすめしません。まず、そのままの状態で見せてください。古い機械の保管については、沖縄の湿気の回にもまとめています。

だから、今のスマホも直せます
同じ名前でも、中の部品は時期で違うことがある。SG-1000の話は、修理の基本そのものです。スマホも、機種名だけで決めつけず、開けて、部品を見て、直し方を選びます。
画面や電池で気になる症状があれば、修理料金表やバッテリー交換のページからどうぞ。使わなくなったゲーム機やスマホは、買取のご案内もできます(^^)

次は11月2日(月)、ファミリーコンピュータ ロボットです(周辺機器編)
スマホ119は沖縄県内に8店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。スマホだけでなく、ゲーム機(Switch・PS・3DS・PSP等)の修理・買取も承っています。
画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください(^^)
店舗一覧/修理料金表/専務ブログ一覧
買取スマホ・ゲーム機の買取もやってます
画面割れ・水没・故障でも査定OK。iPhone / Android / Switch / PS / レトロまで、沖縄県内8店舗でその場現金・最短即日。まずは無料見積り&LINE写真査定から。
買取の無料見積りを見る ▶

コメント (0)