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沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 専務の現場ノート

専務ブログ現場から、次の119へ。

壊れたiPhoneを自分で直したあの日から、修理ひと筋で11年。いまは専務として全店舗の現場を回り、仲間の技術と心に火をつけるのが仕事です。スマホ119を責任持って引っ張っていく覚悟と、現場で起きているリアルを、そのまま書いていきます。

専務スマホ119 専務 富村 レオ
  • 修理歴 11年たたき上げ
  • 全 8 店舗現場を統括
  • 育てる仲間と技術
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専務の富村レオが店舗の作業台でスタッフ2人に修理技術を指導しているイラスト 背中で教えて、言葉で渡す。
はじめてのジムカーナは、見る側と助手席だった|父と、機械と、沖縄と⑥
2026.11.07 0

こんにちは!スマホ119で専務をしています、富村レオです(^^)

きのうはNewニンテンドー2DS LLの話でした。土曜日だけは図鑑をお休みして、実話の連載「父と、機械と、沖縄と」。今日は第6話です。

第4話の最後に「カート編は、これでおしまい」と書きました。第5話は、カートそのものの後日談。今日は反対に、ぐっと時間を戻します。僕がまだ、自分で走る側になる前の話です。

今のレオ専務が父の古い動画を見返し、手描きのコース図に目をとめる4コマ漫画

小学6年生のころ、名護のゆかり牧場へ

行き先は、名護市二見のゆかり牧場。そこで開かれていたジムカーナを、はじめて見に行った日です。

父のチャンネルに「レオ、はじめてゆかり牧場でジムカーナを見に行きました! 2009年」という題で残っていて、説明欄の書き出しはこうです。

レオが小学6年生ぐらい?はじめてジムカーナを見に行って、みんなの助手席に乗せてもらい興奮していました。

「ぐらい?」の、はてなマークつきです(笑)。なので僕の歳も、小学6年生のころ、くらいの幅で読んでもらえたらうれしいです。

ジムカーナは、舗装の上に置いたパイロンを決められた順番で回って、タイムを競う競技です。サーキットのように何台も並んで走るのではなく、1台ずつコースに出て、走り終わるたびに秒が出ます。

まずは駐車場で、ボンネットの中をのぞいて回った

着いてまずやったのは、駐車場めぐりでした。曇り空の下、ボンネットを開けた車が青、黒、白、赤と並んでいて、その間を、袋をぶら下げて一台ずつ見て回りました。

父のほうも同じで、エンジンルームを一台、また一台と近くから撮って回っていました。親子そろって、のぞいている場所が同じなんですよね(笑)。今の僕が行っても、たぶんまずそこで足が止まります。

途中で、牧場の大きな建物の中にも入りました。屋根の下に土の丸い広場があって、段になった客席がぐるりと囲んでいる建物です。そのあとは草の生えた土手のコンクリートに座って、コースのほうをじっと見ていました。この日の僕は、題名どおり「見に行った」側です。

牧場の建物の中、ガラス窓の通路を子どもが歩いていく後ろ姿のイラスト

コースは、紙一枚に先に描いてあった

会場の壁には、手描きのコース図が貼ってありました。白い紙に、赤と黄色の丸でパイロンの位置。その間を、走る順番の矢印がくねくねとつないでいて、下のほうに「START」。四隅は黄色いテープで留めてあります。

そばのポスターには「最速は誰だ!?」「エキサイティング・ジムカーナ」、日付は「10/18・11/15・12/20」。秋から冬にかけて、月に一度ずつ開かれていた集まりです。

コースそのものは、舗装の上に三角のカラーコーンが置いてあるだけ。どこを、どの順番で回るのかは、全部あの紙の上にあります。ジムカーナでは、走る前に歩いてコースを確かめて、順番を頭に入れておくのが普通です。順番を一つ間違えると、どんなに速くてもミスコースになってしまいます。

機械の速さより先に、順番が決まっている。そこがジムカーナのおもしろいところだと、今は思います。

白い紙に手描きされたコース図。赤と黄色の丸と矢印、四隅を黄色いテープで留めたイラスト

白い車の、助手席に乗せてもらった

この日いちばんの出来事は、説明欄の「みんなの助手席に乗せてもらい」のところです。コースの端に止まった白い車の、助手席に座りました。そのあと白い車は、コースへ出ていきました。

運転している人の横に座ると、ハンドルを切る手も、前を見る目の動きも、全部すぐ隣にあります。土手から見ているコースとは、まったく違う場所です。

「興奮していました」は、父が説明欄に残した一言です。父がわざわざそう書き残すくらいなので、そういうことにしておいてください(笑)

曇り空の下、コースの端に止まった白い車と、その後ろに並ぶ別の車のイラスト

表彰式を見て、最後は海へ

そのあとは、表彰式を見ました。飲み物のケースを積んで「1」「2」「3」の数字を貼った台が表彰台で、賞状を受け取る人が何組も続きます。手作りの表彰台って、地元の集まりらしくていいんですよね。

帰りは道路わきの石垣でひと休みして、最後は海辺の岩場へ。曇り空の下、遠くに島影が見える海で、この日はおしまいです。

この日の僕は、見る側と助手席だけ。ハンドルを握るのは、まだ先の話です。

曇り空の海と遠くの島影、手前の岩場に緑の低木がある静かな海辺のイラスト

ねじを外す前に、順番を描く

あの紙一枚のコース図は、今の仕事にもそのまま通じています。

修理も同じなんですよね。いきなりねじを外し始めるのではなく、どこから開けて、どの部品をどの順で外し、どう戻すのか。それを先に頭の中で描いてから手を付けます。順番が見えていれば途中で迷わないし、組み戻すときも同じ道を逆にたどれます。

スマホの画面や電池の交換も、中で踏む順番はだいたい決まっています。気になる症状があれば、修理料金表で目安を見てみてください。ゲーム機ならゲーム機修理のページへどうぞ(^^)

曇り空の下の舗装のコース。三角のカラーコーンと赤い旗、緑のテントのイラスト

動画は、こちらから

レオ、はじめてゆかり牧場でジムカーナを見に行きました! 2009年。駐車場めぐりから、紙のコース図、白い車の助手席、曇り空の海まで、あの日が4分8秒に入っています。

父が題名と説明欄まで付けて残しておいてくれたから、ずいぶんたった今でも、こうして読み返せています。そこは素直に、ありがたいなと。これからも、順番を描いてから手を動かす修理屋でいたいと思います!

次は11月8日(日)、コントローラーが無線でつながらない時の話です(横断編)。お店の場所は店舗一覧からどうぞ(^^)


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