スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
僕が最初に作ったアプリは、名刺でした|NFC名刺メーカー・社長ブログ
2026.09.04 0

▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)

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皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

昨日まで二日続けて本の話をしたので、今日はちょっと寄り道します。

先日、App Storeに並んだ11本(2026年8月時点)をまとめてご紹介しました。今日からは、そのうちの一本ずつについてなぜこれを作ったのかを書いていこうと思います。

一本目は、いちばん最初に作ったやつ。

『NFC名刺メーカー|SNSカード』です。

名刺交換でSNSのIDを説明できずカード一枚を思いつく4コマ漫画

「インスタのIDは……あ、変わったんだった」

作った理由は、かっこよくありません。

自分が面倒くさかったから。それだけです。

交流会とか、異業種の集まりとか。名刺を交換したあと、だいたいこうなるんですよ。

「インスタもやってるので、よかったら。IDは……あ、変わったんだった」

相手を待たせながらスマホを開いて、QRの画面を探して、明るさを上げて、かざしてもらって。

一回ならいいんです。でも一晩で何度も同じことをやる。しかも毎回、説明が微妙に違う(笑

帰りの車の中で思いました。これ、カード一枚で済まないか、と。

名刺交換のあとにSNSを伝えるときの手間を並べた図

散らばっているものを、一枚にまとめる

やったことは単純です。

NFCのタグが入ったカードを一枚。そこにInstagram、X、LINE、ホームページ。ばらばらに散らばっているものを、全部ひもづける。

渡すときは、相手のスマホにかざすだけ。

IDを口で言わなくていい。相手も打ち込まなくていい。聞き間違いも、打ち間違いも起きません。

自分の面倒を消すために作ったのに、いちばん喜ばれたのは相手側でした。あれは、ちょっと意外でしたね。

ばらばらのSNSを一枚のNFCカードにまとめる構造図

そもそもNFCって何ですか、とよく聞かれます

近づけると反応する仕組みのことです。改札でかざすカードや、レジでかざして払うやつと同じ仲間。

薄いシールみたいなタグの中に、ごく小さなアンテナが入っています。スマホを近づけると、そのアンテナに電気が起きて中身を返す。だからタグ側に電池は要りません。

何年も引き出しで寝ていても、かざせば起きる。充電のいらない道具って、いいでしょう。修理屋をやっていると、電池が要らないというだけで少し尊敬してしまいます(笑

いちばん大事にしたのは「相手に何もさせない」

ここが、このアプリの背骨です。

作るときに自分で決めたルールがひとつありました。

受け取る側に、アプリを入れさせない。

だってそうでしょう。名刺は渡す側の道具じゃなくて、受け取った人の時間を使う道具です。そこで「まずアプリを入れてください」と言った瞬間、それはもう名刺じゃない。宿題です。

かざしたらプロフィールが開く。相手がやることは、それだけ。

この一本を作ってから、次のアプリを設計するときも同じことを最初に考えるようになりました。使う人に、どれだけ何もさせずに済むか。

機能を足すより、相手の手数を引くほうが、たいてい効きます。引き算のほうが難しいんですけどね。

受け取る側にアプリを入れさせないという設計思想の対比図

結局、カウンターでやってきたことと同じでした

考えてみたら、これは店でずっとやってきたことなんですよ。

修理でお預かりするとき、お客さまに専門用語を覚えてもらう必要はありません。手続きを増やす必要もない。こちらが引き受けて、相手の手数を減らす。

道具がドライバーからプログラムに変わっただけで、やっていることは変わっていなかった。

ちなみにこのアプリ、日本語のほかに英語、スペイン語、イタリア語にも対応させました。あわせて4言語。

沖縄の修理屋が作ったものが、行ったこともない国の誰かの名刺になっているかもしれない。そう考えると、なんとも妙な気分になります^^)

修理カウンターの考え方とアプリの設計が同じであることを示す図

次の一本も、たぶん「面倒くさい」から生まれます

原点の一本が教えてくれたのは、けっきょくこれでした。

自分が本気で面倒だと思っていることは、たいてい他の誰かも面倒だと思っている。

逆に、頭で考えた「これは需要がありそう」は、あんまり当たりません。実感がないぶん、詰めが甘くなるんでしょうね。

派手な発明じゃなくていい。目の前の面倒をひとつ消す道具。それを積んでいくつもりです。

このアプリを出したあと、店頭で「社長、あのカードってどこで作れるんですか」と聞かれることが何度かありました。修理を待つあいだの雑談で、です。

その瞬間がいちばんうれしかったかもしれません。カウンターで生まれたものが、またカウンターに戻ってきたわけですから。

自分が面倒だと思ったことから道具が生まれる流れの図

アプリの一覧はアプリ開発のページに置いてあります。相手の手数を減らすという考え方そのものは、のほうにも書きました。

そしてスマホ本体のお困りごとは、いつもどおり県内の店舗でお待ちしています。

お気軽にご相談下さい^^)


スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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