スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
彼岸入り。実家の押し入れの古いスマホから写真を救う|社長ブログ
2026.09.20 0

▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)

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皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

今日9月20日から、秋のお彼岸に入ります。中日が秋分の日の23日で、明けが26日。全部で七日間ですね。

沖縄はシーミーや旧盆のほうが断然大きいので、本土の方が言う「お彼岸」とは少し温度が違います。それでも拝みはする。ご先祖に手を合わせる週であることは、こちらでも変わりません。

お彼岸に実家の押し入れから古い端末が出てくる4コマ漫画

この週、実家の押し入れが開く

で、ここからが修理屋の話です。

お彼岸と連休が重なると、実家に人が集まりますよね。仏壇の周りを片づける。アルバムを引っぱり出す。ついでに押し入れの奥を漁る。

そこから、出てくるんですよ。古い端末が。

二つ折りのガラケー。分厚いスマートフォン。充電器がどこにあるのかも分からないAndroid。輪ゴムでまとめて、菓子の缶に入っていたりします(笑)。この時期、うちの店にもそういう端末が持ち込まれます。「これ、中の写真だけ見られませんか」と。

だいたい、見られます。ただし条件があります。

押し入れの奥から出てきた古い端末たちの情景

先に一つだけ。膨らんでいたら、触らないでください

順番を変えて、これを先に書きます。いちばん大事なので。

電池が膨らんでいる端末を、自分でこじ開けないでください。

見分け方はそんなに難しくありません。背面のカバーがぷっくり浮いている。画面のふちが持ち上がって、隙間が空いている。机に置くとカタカタ揺れる。二つ折りの機種なら、閉じてもきちんと閉まらない。これ全部、中の電池が膨らんでいるサインです。

何年も放置された端末では、正直めずらしくありません。うちに持ち込まれる押し入れ端末の中には、けっこうな確率で混じっています。

膨らんだリチウムイオン電池は、傷をつけると発熱します。ドライバーでこじると、その先が電池に刺さる。ここは本当に、絶対にやめてください。ドライヤーで温めるのも、力ずくで引き剥がすのも同じです。

膨らんだ端末は、そのまま袋に入れて店に持ってきてください。バッテリー交換のページに書いてある通り、電池は消耗品なので、交換すれば動き出す端末はたくさんあります。

電池が膨らんだ端末の見分け方を示す図

やっていいこと・やってはいけないこと

整理しておきます。

やっていいのは、まずよく見ること。膨らんでいないか、水に濡れた跡がないか。次に充電してみること。端子のかたちが今と違うので、充電器を探すところからになりますが、そこで電源が入れば話は早いです。

そして電源が入ったら、その日のうちに写真を外へ出す。クラウドでもパソコンでも、なんでもいい。とにかくその一台の外に、一部でも出す。「また今度まとめて」で、もう一度押し入れに戻ったら、次に開くのは何年後か分かりません。

逆にやってはいけないのは、こじ開ける、温める、叩く、振る。それから、水没した跡がある端末に電気を流すこと。中で回路がつながって、生きていた部分まで巻き込むことがあります。

古い端末にやっていいことと やってはいけないことの対比図

電源が入らなくても、諦めるのはまだ早い

「もう電源も入らないから、無理ですよね」とよく言われます。

いえ、そうとも限らないんです。

電源が入らない理由が電池なのか、電源まわりの部品なのか、基板そのものなのかで話がまったく変わります。電池だけの問題なら、交換した瞬間にあっさり起動します。画面が映らないだけで、中身は無事という端末も多い。写真だけを取り出したいのであれば、そこから先の手もあります。

どうにもならないケースも、正直あります。それは正直にそう伝えます。ただ、押し入れの奥で判定を下してしまうのは早すぎる。持ってきてもらえれば、うちで見ます。データ復元のページに、対応できる範囲を書いてあります。

電源が入らない原因は電池か部品か基板かで話が変わることを示す図

紙の写真も、この週に

もうひとつ。せっかくアルバムを開くのなら、紙の写真もスマホで撮っておいてください。

真上から、影を入れずに一枚ずつ。窓際の明るいところが撮りやすいです。蛍光灯の真下だと、表面が光って顔が飛びます。

祖父母の若いころの一枚とか、まだ砂利道だったころの家の前とか。ああいうのは、紙のほうが先に無くなるんですよ。押し入れの湿気で、写真同士がくっついてしまったりもする。沖縄の湿気は容赦ないので……。

お彼岸って、亡くなった人のことを考える週だと思っていました。でも実際にやることのほとんどは、残っている人が、残っているものを整理する作業なんですよね。写真も、その一つ。

ちなみに、この作業は一人でやるとしんどいです(笑)。誰が写っているのか分からない写真が必ず出てきて、そこで手が止まる。だから家族が集まっている今週がちょうどいい。「これ誰?」「あんたのおじぃの兄さんよ」——その会話込みで、写真は残っていくんだと思います^^)

紙のアルバムをスマホで真上から複写する方法の図

押し入れから出てきた端末をどうしようか迷っている方は、そのまま袋に入れて沖縄県内の店舗へ持ってきてください。見るだけならお代はいただきません。混み合う週なので、予約フォームから時間を取ってもらえると待たずに済みます。

いいお彼岸をお過ごしください^^)


スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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