スマホ119

社長ブログ

沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
名月と満月は2日ずれる。iPhoneで月を撮る夜|社長ブログ
2026.09.27 0

▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)

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皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

一昨日の金曜が十五夜でした。フチャギを供えたお宅も多かったはず。

で、満月は今日です。

「十五夜が満月じゃないの?」と思いますよね。僕も長いことそう思っていました。国立天文台によると、今年の中秋の名月は9月25日。満月になる瞬間は9月27日の午前1時49分。まるまる2日ずれています。

月を撮ったら白い丸になってしまう失敗を描いた4コマ漫画

名月と満月が、ずれる理由

名月は旧暦の8月15日という「日付」の話。満月は太陽と月と地球が一直線に並ぶ「瞬間」の話です。もともと別の物差しなので、ぴったり重なる年のほうが珍しい。

ちなみに午前1時49分ということは、実際に空でまん丸になっているのは26日の深夜。日曜の夜に見上げる月は、まん丸をほんの少し過ぎたところ。それでも十分きれいです^^)

沖縄では十五夜をジューグヤと呼んで、今も家で拝む習わしが残っています。うちは特別なことはしませんが、月が出ている夜はつい足を止めて空を見上げてしまう。機械をいじる手を止めて、しばらくぼーっと眺める。あの時間、けっこう好きなんです。

さて、ここからが本題。せっかくの月を、スマホでちゃんと撮る話をします。

中秋の名月と満月の日付が2日ずれることを示す図

月は「夜の被写体」ではなく「昼の被写体」

月を撮って白い丸になったこと、ありませんか。あれ、腕のせいじゃありません。

月の表面は、そのまま太陽の光に照らされています。つまり明るさとしては昼間の岩肌と変わらない。ところがカメラは、画面のほとんどを占める真っ黒な夜空を見て「暗い! もっと明るくしろ!」と判断します。結果、月だけが焼けて真っ白。

やることはひとつ。画面の月をタップすると黄色い枠と太陽のマークが出るので、その太陽マークを指で下にすべらせます。周りの夜空が沈むかわりに、月にクレーターの模様が浮かんでくる。

ここが一番の分かれ道。露出を下げるだけで、写真は別物になります。

夜空に引っぱられて月が白飛びする仕組みと露出を下げた結果の対比図

ブレるのは、腕が悪いからじゃない

暗いところでは、カメラはシャッターを長く開けます。その間ずっと手は止まっていられない。だからブレる。

対策は地味です。車の屋根や塀に肘をつく。壁に背中を預ける。シャッターは指で押さずにセルフタイマー3秒。この3つで歩留まりがぐっと上がります。

ズームも欲張らないほうがいいですね。指で拡大しすぎると、そこから先はただの引き伸ばし。機種ごとの光学の上限(2倍や3倍や5倍)までで撮って、あとから写真を切り抜くほうがきれいに残ります。

もうひとつ。月だけを画面いっぱいに撮った写真って、後で意外と見返さないんですよね。ガジュマルの枝、電線、家の屋根の輪郭。地上のものを少し入れておくと、その夜ごと記憶に残る一枚になります。

手ブレを減らす三つの方法を並べた図

夜景モードは、月には効かない

これは知らない方が多い落とし穴。

暗い場所ではナイトモードが勝手に立ち上がります。あれは数秒かけて光をためる仕組みなので、星空や夜の街には効く。でも月は明るすぎて、ためた分だけ白く太るだけ。しかも月は思ったより速く動きます。

画面の左上に出る月っぽいアイコンをタップして、秒数を0にしてオフ。それから露出を下げる。順番はこれです。

夜景モードが月には向かない理由を示す図

それでも滲むなら、レンズを疑ってください

ここまでやっても月がぼんやり滲む、放射状に光が伸びる、白っぽいベールがかかる。そういうときは設定ではなく、レンズのほうに原因があります。

カメラのカバーガラスは、思っている以上に傷がつきます。ポケットの中の砂、テーブルに置くときの擦れ、落としたときの細かいヒビ。沖縄だと海帰りの砂がいちばん効きます汗

普段の景色ではごまかせても、月のような小さくて強い光を撮ると、傷もくもりも全部そのまま写ります。まずは柔らかい布で拭く。このとき服の裾で拭くのはやめてください。繊維に砂を巻き込んでいて、拭くたびに細かい傷を足していることがあります。メガネ拭きが一枚あると安心です。

拭いても変わらないなら、カバーガラスの傷か、内側のくもり。とくに一度落とした端末は、割れて見えなくても内側に細かいヒビが入っていることがあります。

カメラのレンズ交換は、画面やバッテリーほど知られていませんが、うちでよくやる修理のひとつ。金額は修理料金表に出しています。実物を見ないと分からない部分もあるので、お近くの店舗にそのまま持ってきてもらうのが早いです。待ち時間が惜しい方は予約フォームからどうぞ。

カメラのカバーガラスの傷やくもりで月の光が滲む様子の図

今夜、南の空を見上げてみてください。撮れたら、それが今年の記録になります。

お気軽にご相談下さい^^)


スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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