スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
シティ カブリオレ再生日記、第6話。ここからが、この連載の本題です。
(20代のころ乗っていたホンダ シティ カブリオレを、プロと二人三脚で直している連載です。前回は足元の話でした)
実はこのシティ、きれいにして終わりではありません。計画があります。
エンジンを、ターボに載せ替える。
ターボは、排気の勢いを使ってエンジンに空気を押し込み、力を上げる仕組みです。シティには昔、「ターボII」という、ターボの付いた兄弟がいました。踏み込むと急に力が湧いてくる、当時「ドッカンターボ」と呼ばれたあのエンジンを、このカブリオレに載せる。20代の僕が知ったら、きっと飛び上がって喜ぶ計画です(笑 前回の足元の話も、実はこの計画につながっています。
9月19日、出発

幌にカバーを掛けて、店の前で出発の準備。

長い距離はまだ走らせられないので、近くで待つ積載車(車を載せて運ぶトラック)まで、誘導してもらいながらゆっくり移動しました。
交差点を渡っていく後ろ姿、なんだか遠足に出かける子どもみたいに見えません?^^)ここから積載車で、載せ替えをお願いする整備工場へ。
せっかく塗ったのに

これが、もとのノーマルエンジン(ターボなし)です。
板金塗装のとき、エンジンの上のカバーも、空気を吸う丸いケースも、ボディと同じマイアミブルーに塗ってもらいました。
でも、このエンジンではほとんど走らないまま、降ろすことになります。
ちょっともったいない。でも、それでいいんです。
エンジンより先に、ダッシュボード
9月21日、作業開始。
エンジンを降ろすのに、まず外すのは……ダッシュボードです。

意外でしょう?
エンジンにつながる配線は、全部ダッシュボードの奥を通って車内とつながっています。だから、配線を抜くには先にここを開けるしかない。メーター、ハンドルの軸、ヒューズの箱。一つずつ外して、ダッシュボードごと車の外へ。この日いちばん手のかかった所です。

抜いた配線は、床に広げて並べます。
どこに何がつながっていたか。戻すときの、大事な手がかりになります。
9月22日、エンジンが出た
翌朝から、タイヤを回す軸(ドライブシャフト)を抜き、排気の管を外して、最後の工程へ。

15時すぎ。
エンジンを吊り上げて、前から引き出します。

エンジンが抜けたあとには、マイアミブルーだけが残りました。
ここに、ターボのエンジンが入ります。

車の外に出た、もとのエンジン。長いあいだ、本当にお疲れさまでした。
外す前に、記録する
今回の写真を見返して、改めて思ったことがあります。
外すときに、どれだけ記録を残せるか。戻すときの出来は、そこで決まる。
この連載の写真も、作業のたびに撮りためてきた記録です。気づけば、春からの分だけで数百枚。あとから見返せば、どこで何をしたかが、ほとんど分かります。
お店の作業台でも考え方は同じで、外した部品は、置く場所を決めてから外します。記録して、並べて、元どおりに戻す。地味ですが、ここで仕上がりが決まるんですよね。
しかも、この記録がそのままブログの材料にもなる。記録って二度おいしいんです^^)
空っぽになったエンジンルームに、何が入るのか。明日の第7話は、新しい心臓の話です。
スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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