こんにちは、スマホ119代表の富村です^^)
今日から新シリーズ「出店の歩み」を始めます。うちがこれまで出してきた店を、1号店から24号店まで、毎日1店ずつ振り返る企画です。
いまはもう無い店の話もします。むしろ、そっちが本番かもしれません。うまくいった話だけ並べても、しょうがないので(笑


看板のない民家
始まりは店じゃありませんでした。中城の山奥にある自宅の一室。創業の話で書いたとおり、看板もない、ただの民家です。
それでも口コミでお客様が山道を登って来てくれました。ありがたい。ありがたいんですが、だんだん申し訳なくなってきたんです。
迷いながら電話をくれる方。夜中に山道を走って来る方。民家の玄関で、恐縮しながらスマホを差し出す方。。
「ちゃんとした場所で、お迎えしたい」
店を出すと決めた理由は、売上の計算じゃなくて、これだけでした。

ここから24店舗
そこから約10年で、沖縄から鹿児島・大阪・福岡まで、24の店を出すことになります。同じ日に2店同時オープンした無茶な日も、県外進出に浮かれた日も、撤退を決めた日もありました。
店を持つ、ということ
店を出すと決めたとき、まわりからは心配もされました。当然です。家賃、内装費、在庫、人件費。自宅の一室なら、ほぼゼロで済んでいたものが、全部のしかかってくる。
それでも店にこだわった理由は、お金の計算の外にありました。
看板です。
看板を出すというのは、「この場所で、この名前で、逃げずに商売します」という宣言なんですよね。民家の一室には、それがない。どれだけ腕が良くても、お客様に「見つけてもらう」ことも「信じてもらう」こともできない。
信用は、看板の下にしか積み上がらない。あのとき直感でそう思ったことは、10年経ったいま、確信に変わっています。
このシリーズでは、24枚の看板の物語を毎日1枚ずつ書いていきます。デタラメに見える快進撃も、笑うしかない失敗も、閉めた店のことも、全部そのまま。会社の歩みって、きれいに整えた年表より、こういう生々しい記録のほうがずっと正直だと思うので^^)
24店の歩みは、3つの章でできている
先にシリーズ全体の地図を渡しておきます。うちの出店の歩みは、大きく3つの章に分かれています。
第1章は、県内拡大期。2015年の泡瀬から始まって、石川、とよみ、安謝、宜野湾、うるま…と、沖縄本島を北へ南へ広げていった時期です。とにかく勢いがあって、とにかく無茶をしていた(笑。1日2店舗同時オープンなんて話も出てきます。
第2章は、県外挑戦期。2017年、ついに海を渡ります。鹿児島、大阪、福岡。イケイケの拡大の裏で、知名度ゼロの土地で戦う難しさ、遠隔地の店を支えるコストという、初めての壁にぶつかっていく時期です。
第3章は、選択と集中期。広げた店をたたむ痛みと向き合いながら、「うちが本当に強い場所はどこか」を見極めて、沖縄8店舗の現体制に絞り込んでいく時期。派手さはないですが、会社としては一番大人になった章です。
拡大、挑戦、そして選択。たぶんどんな会社の歴史にも、この3つの章があるんだと思います。明日からの24話、この地図を頭の隅に置いて読んでもらえると、一店一店の意味が立体的に見えてくるはずです^^)
ひとつ予告しておくと、この連載には失敗談が遠慮なく出てきます。かっこいい会社史を期待した方には申し訳ないのですが(笑、失敗を隠した歴史からは何も学べません。むしろ失敗の回こそ、うちの本音が濃く出ると思います。どうぞお楽しみに!
明日はもちろん、記念すべき1号店・泡瀬本店の話から。毎日更新します、お楽しみに!

ネクストレボリューション株式会社
代表取締役 富村浩樹
このブログは、スマホ119(ネクストレボリューション株式会社)代表・富村浩樹が会社の考えていることを書く場所です。会社概要/社長ブログ/店舗一覧


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