スマホ119 専務の現場ノート
専務ブログ現場から、次の119へ。
壊れたiPhoneを自分で直したあの日から、修理ひと筋で11年。いまは専務として全店舗の現場を回り、仲間の技術と心に火をつけるのが仕事です。スマホ119を責任持って引っ張っていく覚悟と、現場で起きているリアルを、そのまま書いていきます。
- 修理歴 11年たたき上げ
- 全 8 店舗現場を統括
- 育てる仲間と技術
背中で教えて、言葉で渡す。
こんにちは、専務の富村レオです(^^)
昨日はXbox Series X|Sの回でした。今日は、現行のSwitchの困りごと。ゲームカードを入れたのに、読み込んでくれない話です。
昔のカセットは、息を吹くと逆効果、という話をカセットに息を吹くとなぜ壊れるのかの回に書きました。いまのゲームカードに、息を吹く必要はありません。理由は同じで、いちばん気にするのが金属の端子の汚れだからです。
先にお断りを。今回読んだ任天堂の案内は、日本語で読めたものがマレーシア向けのページでした。日本向けのページの文言とは、少し違うかもしれません。細かい手順は、最後に任天堂の日本向けのサポートページでも確かめてください。

まず、公式が言っていること
任天堂の案内に書かれている順番は、次の3つです。
- ①ゲームカードが、正しく入っているか確認して、いったん抜いて入れ直す
- ②カードを入れる所(スロット)が汚れていないか確認して、汚れていたら、メガネ拭きのような柔らかく乾いた布で、傷をつけないように優しく拭く
- ③それでも解決しなければ、本体かゲームカードの問題の可能性があるので、カスタマーサービスへ
地味ですよね(笑) でも、順番が大事なんです。まず差し直す。それでも読まなければ、汚れを見る。その次が、部品や、もの自体の話です。
向きを確かめる
英語版の任天堂の案内には、もうひとつ、基本が書いてあります。ゲームカードは、ラベルが本体の画面と同じ向きになるように、スロットへ挿すこと。同じ案内で、本体のシステムを最新の状態に更新することも案内しています。

「向きなんて間違えない」と思うかもしれませんが、暗い部屋で手探りで入れると、起こりえます。いったん抜いて、画面側とラベルの向きを見比べてから、まっすぐ奥まで。これだけで済むことも、あるはずです。
もうひとつ、これは公式ではなく僕の考えですが、別のゲームカードでも試すと、見当がつきます。ほかのカードなら読むなら、そのカードの側。どのカードも読まないなら、本体の側を疑う。切り分けの一手です。ちなみに、Switch 2のことは今回調べていないので、ここでは触れません。
やってはいけないこと
公式の裏が取れていないものは、勧めません。
- 端子に息を吹く。水分で傷める恐れがある、と言われています
- 端子をなめる、消しゴムでこする
- 綿棒、圧縮空気、接点復活剤を使う。公式の案内は、乾いた柔らかい布までです
- 本体を分解して、スロットを掃除する
特に最後です。スロットは本体の中の部品なので、ご自分で開けるのはおすすめしません。公式が言っているのは、乾いた柔らかい布まで。そこで止めてください。

それでも読まないとき、中で何が起きているのか
ここは、正直に書きます。カードの端子の汚れが、どれくらいの割合で原因なのか。スロットが壊れる原因が、曲がりなのか、すり減りなのか。そうした数字や根拠は、今回は出典が見つかっていません。ですから、「こういう壊れ方が多い」とは書きません。
書けるのは、お店のページに載っていることです。
お店でできること
Switch修理のページには、「ソフトが読み込まない」という症状に対して、カセットスロットの交換のメニューがあります。機種ごとに項目が分かれていて、Switch本体は「イヤフォンジャック/カセットスロット」、Liteは「カセットスロット」、有機ELは「カセットスロット/SDスロット」です。
お店の過去の事例では、2021年に、ゲームソフトを認識できなくなった本体で、スロットホルダーを交換した記録があります。

ひとつだけ、混ぜないでおきたい話があります。SDカードの読み込み不良は、ゲームカードとは別の話です。SDカードのスロットも、ページに別のメニューがあります。「ゲームが読めない」のか、「保存したものが読めない」のかで、見る場所が違います。
パーツの在庫は、機種ごとに違います。来店の前に、お電話で確かめていただくと確実です。所要時間は、受付のときに目安をお伝えします。
順番をまとめます
- 抜いて、ラベルの向きを確かめて、入れ直す
- 別のゲームカードを入れて、本体の側かカード側かを見る
- 本体のシステムを最新にする
- スロットが見えて汚れていたら、乾いた柔らかい布で、そっと拭く
- それでもダメなら、開けずに相談する

だから、今のスマホも直せます
差し直して、拭いて、更新して、それでもダメなら相談。この流れは、スマホの充電口の不調でも、まったく同じです。無理にこじ開けたり、先の細いものを突っ込んだりすると、直るものも直らなくなります。
ゲーム機のことも、スマホのことも、お近くの店舗へどうぞ(^^)

次回は10月26日、PCエンジンDuoです。本体とCD-ROMを、ひとつの箱にまとめた機械の話です。
スマホ119は沖縄県内に8店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。スマホだけでなく、ゲーム機(Switch・PS・3DS・PSP等)の修理・買取も承っています。
画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください(^^)
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