スマホ119 専務の現場ノート
専務ブログ現場から、次の119へ。
壊れたiPhoneを自分で直したあの日から、修理ひと筋で11年。いまは専務として全店舗の現場を回り、仲間の技術と心に火をつけるのが仕事です。スマホ119を責任持って引っ張っていく覚悟と、現場で起きているリアルを、そのまま書いていきます。
- 修理歴 11年たたき上げ
- 全 8 店舗現場を統括
- 育てる仲間と技術
背中で教えて、言葉で渡す。
こんにちは、専務の富村レオです(^^)
昨日はSwitchのゲームカードの話でした。今日は据置図鑑㉙、PCエンジンDuoです。
PCエンジンは、以前に液漏れの回と、CD-ROM²の回で書きました。CD-ROM²の回では、本体とは別に、ドライブとインターフェースユニットを買い足していく話をしました。今日はその続き。買い足していたものを、最初からひとつの箱にまとめた機械です。
先に断っておくと、発売は1991年で、僕が生まれる6年前。ここから先は、すべて資料で知ったことばかり。

①あの頃 — 1991年9月21日、ひとつの箱になった
発売は1991年9月21日。NECホームエレクトロニクスから出ました。当時の価格は59,800円で、個別に買い揃えるよりもお得な設定だった、と資料にあります。税の表記は出典に無かったので、金額だけ。
中身の考え方はこうです。1987年に出たPCエンジン本体と、のちに出る予定だった周辺機器「SUPER CD-ROM²」の機能を、一体にした。つまり、本体を買って、ドライブを買って、つなぐ手間が、最初から無い機械です。
②ひとつにした、その中身
出典で確かめられた変更点を並べます。
- メモリが、既存のCD-ROM²の4倍になって、頻繁な読み込みをある程度減らせた(何KBの4倍かは、確認できていないので書きません)
- 起動するときに、スーパーシステムカードが要らなくなった
- 本体の左側にHuカードのスロット、右側にCD-ROMドライブ。既存のCD-ROM²一式とは、配置が逆

色も変わりました。ほぼ白だった従来のPCエンジンと違って、黒に近い色で、高級感があった。グッドデザイン賞も受賞しています。
別売りのDuoモニター、Duoバッテリー、カーアダプターで、屋外でも遊べたそうです。据置機なのに、持ち出せた。時代が出ていますよね(笑)
もうひとつ、資料には、周辺機器をつなぐための端子が無くなって、NECの「コア構想」が実質的に終わった、という整理もあります。こちらは、確度が中くらいの資料なので、「そう整理されている」までにしておきます。
③遊べたもの — 作品を、ひとつだけ深く
SUPER CD-ROM²用のソフトとして、天外魔境II 卍MARU、天外魔境 風雲カブキ伝、ときめきメモリアル、リンダキューブ、スナッチャー、プリンス・オブ・ペルシャが挙げられています。ただし、これはDuoと同時に出たソフトではありません。発売年は、作品ごとに違います。
ひとつだけ、深く書きます。天外魔境II 卍MARUは、1992年3月26日に出たハドソン(当時)のRPGで、SUPER CD-ROM²用です。CD-ROMの大容量を生かして、アニメーションやボイスをたくさん使った作品として紹介されています。
僕が遊んだ話ではありません。それ以上の中身は調べていないので、ここまで。ただ、CD-ROMが「声やアニメーションを入れられる大きな器」だったことは、この一本の紹介からも伝わってきます。

④その後 — 安くなった兄弟たち
Duoには、あとから出た兄弟がいます。1993年3月25日に出た廉価版のPCエンジンDuo-R、1994年6月25日に出たPCエンジンDuo-RX。Duo-RXは、同梱のコントローラーが6ボタンで、格闘ゲームに対応しました。
⑤今、壊れるとこ — 材料が少ないので、短く
この機械の経年の故障について、日本語で読める確かな記事は、探しても見つかりませんでした。あるのは、海外の掲示板にあった個人の古い投稿だけです。使った年数とともにCDドライブのレーザーの読み取る力が落ちて、とくに市販のCD-Rから読めなくなりやすい、という内容でした。
ただ、これは個人の投稿で、裏は取れていません。「そういう声がある」くらいで受け止めてください。分解の手順や、レーザーの調整は、ここには書かないことにします。

⑥改造メモ — 今回は、お店の話
PCエンジンDuoの修理メニューは、うちの修理ページにはありません。ですから、「見せてください、ご相談ください」までです。直せるかどうかは、見てからのお話になります。
ただ、読み込みが怪しくなったとき、ディスクの側か、機械の側かを切り分ける考え方は、ほかの機種と同じです。CD-ROM²の回に書いたとおり、ディスクを読む機械は、精度のいる側から順に落ちていきます。

だから、今のスマホも直せます
本体と周辺機器をひとつにまとめる。使う人の手間を減らすために、箱ごと作り直す。この発想は、スマホでも同じことが起きていると思います。かつては別々に持ち歩いていた、電話と音楽プレーヤーとカメラが、いまは一台に入っていますから。
一台に何でも入っているぶん、壊れたときのダメージも大きいんですよね。画面、電池、充電口。ひとつ傷むと全体が止まる。バッテリー交換や修理料金表を見て、気になる症状があれば、早めにどうぞ(^^)
使わなくなったゲーム機やスマホは、状態によって買取のご案内もできます。

次回は10月27日、ゲームボーイ ポケットカメラとプリンタです。
スマホ119は沖縄県内に8店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。スマホだけでなく、ゲーム機(Switch・PS・3DS・PSP等)の修理・買取も承っています。
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